“憧れの先輩”の靴、後輩の過半数がNGを出したポイントは? | RBB TODAY
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“憧れの先輩”の靴、後輩の過半数がNGを出したポイントは?

エンタメ 調査
先輩女性の靴が“ダメ靴”だった場合、どのように感じますか
  • 先輩女性の靴が“ダメ靴”だった場合、どのように感じますか
  • 先輩女性のオフィスでのファッションは、その人の印象を左右すると思いますか?
  • Cole Haan(コール ハーン)のパンプス
  • BALLY(バリー)のパンプス
 トレンド総研は11月11日、「働く女性の職場での靴事情」に関する意識調査の結果を発表した。調査期間は10月22日~23日で、仕事場に先輩女性がいる、20~39歳の有職者男女500名から回答を得た。

■働く女性の靴、見た目だけでなく履き方も重要

 まず「先輩女性のオフィスでのファッションは、その人の印象を左右すると思いますか?」という質問に対しては、81%と大多数が「思う」と回答。そこで「先輩女性の服や靴が気になることはありますか?」と聞いてみると、「服」(57%)は約6割、「靴」(40%)は約4割が「気になることがある」と回答した。男女別に見ると、「服」に関しては男性の約5割、女性の約6割が、「靴」に関しては男性の約3割、女性の約5割が「気になることがある」と回答した。

 そこで、先輩女性の足元で気になる点について調査をした結果、「履いている靴が手入れされていない」32%、「ヒールで歩いているときの音が大きい」31%という回答が上位にあがった。やはり、見た目や音など、分かりやすい部分が見られていた。

 次に具体的に、靴の種類で聞いたところ、73%の人が“適切”とOKを出したのは「パンプス」で、「適切」である靴の次点としてあがった「フラットシューズ」45%と大きな差がついている。半数以上が「サンダル」58%と「ブーツ」51%を「不適切」と感じていた。

 ただし、オフィス向きと言える靴でも、手入れされていない状態では後輩からの評価は下がってしまう。どのような状態が“ダメ靴”であると感じるかについて調査したところ、「全体的に汚れている靴」が85%とトップにあがり、「ヒールのかかと部分が潰れている靴」83%も、僅差で“ダメ靴”とされた。その他、「足にあっていない靴で歩き方が崩れている」82%、「ヒールの音がうるさい」69%、「厚底である」67%など、見た目だけでなく履き方も見られていた。

 このような“ダメ靴”は、男女ともに後輩の81%が「イメージダウンになる」と感じており、「先輩女性の靴が“ダメ靴”だった場合、どのように感じますか」と聞いたところ、具体的なイメージダウンとしてもっとも多かったのは「がさつな人だと感じる」75%だった。以下、「仕事はできても女性としては残念だと感じる」(71%)、「だらしないと感じる」(68%)、「幻滅・がっかりする」(64%)など、シビアな評価。約3人に1人は「尊敬できなくなる」(30%)とまで感じている。

■イメージコンサルタントが推奨する足元ファッション

 女性のオフィスファッションが与える印象や影響、先輩女性世代にお薦めの靴などについて、イメージコンサルタントの福島由美氏は、「人間のイメージ(印象)は、55%がファッションやヘアスタイル、表情、立ち居振る舞いなどの『視覚』で形成されています。そのため、ファッションが周囲に与える影響も非常に大きいと言えるでしょう」と指摘。「どんなに良い仕事をしていても、時代遅れの服や、ボロボロの靴を履いている女性の先輩は、どうしても受け入れられ難いのではないでしょうか」と、バリバリ仕事をしている30~40代の女性は特に、ファッションも含めて総合的に「評価」をされていることに注意すべきだとした。

 そのうえで、「“憧れの先輩”世代にあたる30~40代の女性は、高すぎず低すぎず、足がきれいに見える5cm~7cm程度のほどよいヒールがあるパンプスがお薦め」とアドバイス。「接客業の方は、夏でも素足ではなく、ナチュラルストッキングを履きましょう。ビジネスシーンですので、色はシンプルで、どんな洋服にもあわせやすく活用しやすい黒やベージュなどが最適です。最近では、ファッションのトレンドとしてクラシカルなスタイルに流行の兆しがあるため、シンプルで質の良いパンプスは、今ふたたび支持される傾向にあるのではないでしょうか」と具体的な活用方法を指南してくれた。パンプスは、シンプルなものでも、表革、エナメル、スエードなど素材がさまざまあるので、質感の違いで自分のカラーを出して楽しむこともできるという。

 トレンド総研では、この結果を受け、シンプルで質の良いパンプスを展開しているブランド2社をリストアップしている。

◆Cole Haan(コール ハーン)
「Cole Haan(コール ハーン)」は、1928年にアメリカで誕生。今年で85周年を迎える伝統あるブランドだ。シューズとハンドバッグを中心に展開しており、特にパンプスは、歩行時の負荷がかかる個所に「クッショニングシステム」を搭載しているため、長時間履いても疲れにくいのが特徴だ。足をきれいに見せる5~7cmのヒールや、ウエッジソールのパンプスなどが、ベーシックカラーはもちろん、トレンドのカラーまで数多く取り揃えられており、働く女性には手放せないブランドと言える。

◆BALLY(バリー)
「BALLY(バリー)」は、レディースの靴づくりからスタートし、1851年にスイスで創業されたレザーブランドだ。アパレルやハンドバッグ、シューズ、レザー製品のアクセサリーなどを展開しているが、老舗ブランドの伝統を重んじながらも、モダンさをプラスしたデザインが特長となっている。近年では、メンズの本格靴の製法をレディースのシューズにも採り入れ、履き心地がよく、長く愛用できるようなシューズを発表している。
《冨岡晶》
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