かつてX(旧ツイッター)が「バカッター」と呼ばれたように、今やインスタグラムもまた、有名人の“公徳心の欠如”を露呈させる場と化している。
今回、批判の矢面に立たされたのは女優のイ・ヨンウンだ。

イ・ヨンウンは2日、自身のインスタグラムに「映画が始まる前……この時は、あんなに号泣するとは思わなかった。『王と生きる男』にどっぷりハマり中」というコメントと共に、数枚の写真を投稿した。
公開された写真には、映画鑑賞のために劇場を訪れた彼女の姿が写っている。リラックスしたトレーニングウェア姿でコーラを手に、ソファーに座って記念の一枚を残した。
問題となったのは、その姿勢だった。イ・ヨンウンは靴を履いたままソファーに足を乗せ、ポーズを取っていたのだ。不特定多数が利用する共用物であるにもかかわらず、土足のまま足を上げた姿に、「公共の場での礼儀に欠ける」と非難が集中。周囲の客が靴を脱いで足を上げていた様子も写り込んでいたため、彼女の無作法さがより際立つ結果となった。結局、批判を受けたイ・ヨンウンは該当の投稿を削除している。
相次ぐ韓国女性芸能人の「公共マナー」問題
こうしたマナー違反による炎上は、近年枚挙にいとまがない。
今年1月には、歌手のチョン・ソミが日本旅行中にタクシー車内で撮影したセルフィーが物議を醸した。移動中の車内で、靴を履いたまま前方の座席付近に足を突き出していたことから、「共有物である車内での土足行為は配慮が足りない」と厳しい指摘を受けた。
また2月には、女優のキム・ジホが批判を浴びた。図書館の貸出本にボールペンでアンダーラインを引いた写真を公開したのだ。「返却期限を過ぎてようやく読み終えた」と綴っていたが、その本は公共の蔵書だった。

キム・ジホは過去にも同様の投稿をしていたため、「常習的だ」との指摘に加え、「公共物の損壊であり、弁償すべきだ」との声も上がった。これに対し、彼女は「不注意な行動で不快な思いをさせた方々に申し訳ない。自分の本に線を引く癖が出てしまった。言葉もない」と謝罪し、自費で弁償する意向を明らかにしている。
“映え”を優先するあまり、最低限のマナーまで失ってしまったようだ。スマートフォンのレンズ越しに見える自分の姿が、世間の目にどう映るのか。社会に生きる、一人の人間としての自覚が改めて問われている。
(記事提供=OSEN)



