新型iPhone、動画再生の安定度はどこが優秀?……東海道新幹線のぞみで実測テスト | RBB TODAY

新型iPhone、動画再生の安定度はどこが優秀?……東海道新幹線のぞみで実測テスト

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新大阪を19時10分に出発し、東海道新幹線のぞみで東京を目指す。
  • 新大阪を19時10分に出発し、東海道新幹線のぞみで東京を目指す。
  • 計測は4号車の窓際の席で行った。
  • 調査結果のグラフ
 9月20日に販売が開始されたiPhone 5s/5c。今回は、実際の利用がどれだけ快適かを試すために、東海道新幹線を利用して移動中のUstreamの動画再生環境をチェックしてみた。

 なお、テスト端末には各キャリアのiPhone 5cを用意。動画の再生が中断、もしくはコマ送りのようにカクカクと表示された時間を計測した。接続が途切れてしまったときや、1分間再生が止まったときには、メニューに戻って再び同じ動画を再生。コマ送り状態が5分間続いたときも、同じ操作を行っている。

 回線の混み具合を確認するために、テストは利用者が増えるとされる夜に実施。19時10分に東海道新幹線のぞみで新大阪駅を出発し、東京に到着するまでの間にUstreamのLIVE動画を連続視聴した。

 実はこのテストを行った日の午前中に、東京発、新大阪行の新幹線のぞみ内でLTE接続エリアの広さを計測したが、そこで1位だったKDDI(au)がこのテストでも好成績を残している。映像が途切れたのは全区間でもわずか10回で、その内10秒以上の長い停止は4回にとどまった。また、3キャリアで唯一、1分以上の停止や接続不能によるリセットを必要とせず、安定感の高さをみせた。

 ただ、auでは名古屋から新横浜区間で、コマ送りの状態が長く続くことが多かった。ちなみに、京都を出発したときにはガラガラだった車内は、名古屋でほぼ満席となった。この現象が名古屋以降で発生していることを見ると、社内の混雑状況と関係している可能性は高い。

 一方、ドコモだが、名古屋から熱海間に関してはほぼ映像が途切れることなく通信が安定していた。しかし、熱海から新横浜間のトンネルが続く区間で断続的に映像が停止したほか、京都から名古屋間についても映像が途切れたり、コマ送り状態になっている。このため、メニューに戻る必要がある動画の停止が合計で6回も起きてしまった。10秒以上の停止は9回、映像がコマ送りになった総時間も30分を超え、どちらもauを下回る結果となっている。

 最後にソフトバンクは、映像が途切れたり、コマ送りになっている時間が全キャリアの中でも一番長い。京都から新横浜の区間で、10秒以上の長い停止が19回、1分以上の停止(リセット)が5回発生。コマ送り状態の時間も合計45分にのぼったほか、10秒以下の細かい停止回数も30回を超えている。

 以上の結果を見ると、まだまだ移動中の新幹線内での動画再生はハードルが高いという印象がある。auのiPhone 5cについては、途切れる回数が少なく安定感に優れていたが、コマ送り状態の長さが少し気になるところ。ただし、映像がコマ送りに表示されているときも、音声は途切れることなく再生されるので、動画の種類によってはストレスなく利用できるかもしれない。また、尺が長い動画で画質が劣化したり、再生がコマ送りになったときは、無理してそのまま見続けないのが賢明だろう。一度メニューに戻って再生をやり直すことをオススメする。
《丸田》

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