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国際物理オリンピック、日本代表全員がメダル獲得

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 デンマークで7月7日より15日まで開催された「第44回国際物理オリンピック」に5名の高校生が日本代表として参加し、銀メダル2つ、銅メダル3つを獲得。参加者全員がメダルを得る快挙となった。

 国際物理オリンピック(IPhO)は、1967年にポーランドのワルシャワで第1回大会が開催された物理の国際コンテストで、開催国を持ち回りとして毎年開催されている。参加資格は、20歳未満でかつ大学などの高等教育を受けていないこととされている。

 今回日本代表となった5名は、2012年夏に岡山県で開催された「第8回全国物理コンテスト『物理チャレンジ 2012』」において、応募者1,318名の中から優秀な成績を収めたことにより日本代表候補者として選抜され、2012年秋からのインターネットを利用した「理論問題・実験データ解析演習の通信添削」、冬休みに行われた「実験実習を主体とした合宿研修」、さらに春休みに行われた「最終選考合宿」を経て決定されたという。

 7月8日の開会式と7月14日の閉会式は、インターネットライブ中継が行われた。その模様は、IPhO2013のホームページに掲載されている。会期中、選手は理論問題・実験問題にそれぞれ5時間をかけて挑戦するほか、開催国の文化に根ざしたイベントに参加することなどを通じて、多くの国の参加者や主催者と国際的な交流を深めることができるように構成されている。

 受賞者は、銀メダルが大森亮さん(灘高校3年)と榎優一さん(灘高校3年)の2名、銅メダルが澤岡洋光さん(大阪星光学院高校3年)と上田研二さん(洛南高校3年)江馬英信さん(灘高校3年)の3名。

 今回銀メダルを受賞した榎さんは、2011年と2012年大会で金メダルを獲得している。同じく銀メダルを受賞した大森さんは2012年大会で銀メダルを獲得している。

 なお、オーストラリアのブリスベンで7月に開催された「国際情報オリンピック」でも、日本の高校生は金メダル1つと銀メダル2つを獲得する快挙となった。

国際物理オリンピック、銀2&銅3で代表全員メダル獲得

《工藤 めぐみ》
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