スマホで音楽を聴く人、6割以上が「音質」に諦め | RBB TODAY
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スマホで音楽を聴く人、6割以上が「音質」に諦め

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移動中の音質について「諦めている」割合
  • 移動中の音質について「諦めている」割合
  • 新しいイヤホンでの移動中の音質について「諦めている」割合
  • 移動中に使用しているイヤホン
  • 「UBiO 1.0.6」画面
  • UBiOの導入効果
  • 2Dパット上での音質調整方法
 サウンドサイエンスは24日、移動中にスマートフォンで音楽を聴く人に対して実施した、アンケート調査結果を発表した。サウンドサイエンスは、カーオーディオの音質改善・ホーム用・音楽制作現場に、自社の音質を提供するオーディオメーカーだ。

 今回の調査は、4月12~14日に実施され、20~40代男女1000名から回答を得た。それによると、まず、移動中の不満に関して、第1位は「音量を大きくしたいが音漏れが気になる(45.9%)」となった。また第2位は「(電車の)アナウンスや環境ノイズ(24.2%)」となっており、移動中ならではの外的要因があげられた。音楽の低音や高音が聴こえない、だから音量を上げたい、しかし音漏れが気になる。このコンボで「音質が良くない」と思っている人が多そうだ。そしてこういった状況に対し、65.5%の人が、移動中の音質について「諦めている」と回答。男女別では、女性(70.4%)のほうが、男性(60.6%)よりも10ポイントも「あきらめ度」が高かった。

 そこで、スマートフォンで音楽を聴くときの「音質」に関わる重要なファクターの1つである「イヤホン」の利用に関して質問。すると、回答者の68.9%がスマートフォンの付属イヤホンではなく、新たに購入したものを利用していた。内訳としては40.6%が2500円未満、28.3%が2500円以上の金額を費やしていたが、それでも、イヤホンを新たに購入している人のうち、約60%は相変わらず「移動中の音質が悪いのはしょうがないと思っている」という結果になった。

 同社は、iPhone向けイコライザー(音質改善オーディオ機器)アプリケーション「UBiO」を併用することを提案している。イヤホンは各メーカーが良い音質や特徴ある音質できる範囲は限られており、騒音環境、リスナーの感覚、音量、そして楽曲ジャンルからの影響を強く受けるが、「UBiO」は、音の遠近感を自動調整し、幅広いジャンルの音楽、イヤホン、環境、嗜好にマッチした音質に瞬間的・感覚的に調整できるアプリケーションとなっている。

 耳栓型のアダプター「サイレントピース(別売)」を装着することで、85dBの騒音(地下鉄や航空機内)環境においても最適な「音」が楽しめるとのこと。

 「UBiO」最新版となる「UBiO 1.0.6」は音質改善アルゴリズムを一部変更しベース音質を改良。アルバムアーティストのON/OFFの切り替えが可能になったほか、高速化で安定したパフォーマンスが発揮できるとのこと。音質を改善することで、「音」自体が聴き取りやすくなるので、今使っているイヤホンの音量を大きくすることなく、音楽を楽しめることになる。価格は450円。


UBiO1.0.6の特徴

●利用シーンに合わせ、簡単に調節できる4つのモードを用意

UBiO MODE:「いつでもどこでもだれでも」をコンセプトに、感覚的な動作で音質を調整できる。

SILENT MODE:耳栓型のアダプター「サイレントピース(別売)」を装着することで、85dBの騒音(地下鉄や航空機内)環境においても「音」が楽しめる。

MUSIC MODE:幅広い音楽ジャンル向けのデフォルトモード。

SPEECH MODE:英会話のリスニングなどの語学向けに調整されており、聞こえにくい子音や曖昧に聞こえる発音をクリアにした。

●直感的に自分好みの「音」に音質改善・調節できる2Dパット

 2Dパット上の赤マークを動かすだけで、自分の好みにあった「音質」に改善・調節できる。縦軸は高いほど豊かな音質、横軸は右ほど音質が高音寄り、左ほど音質が低音寄り。さらに、2つの自動調節の軸を持ち、小音量では、より豊かな低音と高音を再生する。
《冨岡晶》
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