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IDCフロンティア、西日本最大のデータセンター群を構築

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北九州データセンター5号棟
  • 北九州データセンター5号棟
  • 東京・大阪を10ミリ秒圏内で結ぶネットワークと拠点分散および電力分散
  • 北九州データセンターの上空から(手前が稼働を開始した5号棟)
 IDCフロンティアは24日、福岡県北九州市の環境対応型のデータセンター群「北九州データセンター(アジアン・フロンティア)」の5号棟が、5月1日より稼働開始することを発表した。

 北九州データセンターは、広大な敷地へ需要に応じて1棟ごとに建設を行うモジュール方式と、商用としては国内で初めてサーバの冷却に外気を取り入れる外気空調方式を採用した環境対応型のデータセンター群。2008年9月に1号棟が竣工、以降増設を重ね、この4月に5号棟が完成した。

 新たな設計の導入によりサーバの高集積が可能で、稼働中のデータセンター拠点としては西日本最大の規模となっているという。将来的には最大12棟まで建設が可能で、敷地面積約30,000平方メートル、延床面積約22,500平方メートル、総ラック数は約2,730ラックと稼働中のデータセンターとしては西日本最大の規模とのこと。5号棟からは福島県白河市の白河データセンターで採用した最新鋭の外気空調システムを導入し、年間負荷の約80%を外気の利用で賄い、従来必要であった空調消費電力の大幅な削減を可能とした。
《冨岡晶》
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