暮らしと美術と高島屋展 6月23日まで | RBB TODAY
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暮らしと美術と高島屋展 6月23日まで

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山元春挙 《ロッキーの雪》(ビロード友禅 《世界三景 雪月花》下絵) 1905年 高島屋史料館蔵
  • 山元春挙 《ロッキーの雪》(ビロード友禅 《世界三景 雪月花》下絵) 1905年 高島屋史料館蔵
  • 竹内栖鳳 《ベニスの月》(ビロード友禅 《世界三景 雪月花》下絵) 1904年 高島屋史料館蔵
  • 都路華香 《吉野の桜》(ビロード友禅 《世界三景 雪月花》下絵) 1903年 高島屋史料館蔵
  • 岡田三郎助 《支那絹の前》 1920年 高島屋史料館蔵
  • 竹内栖鳳 《アレ夕立に》 1909年 高島屋史料館蔵
  • キモノ大阪春季大展覧会(原画:北野恒富/文:与謝野晶子) 1929年 高島屋史料館蔵
  • 近畿の名宝を蒐めて 福の神大展覧会ポスター(原画:高岡徳太郎) 1931年 高島屋史料館蔵
  • ポスト型広告郵便 夏物大賣出し案内状 1910年 高島屋史料館蔵
世田谷美術館で「暮らしと美術と高島屋展-世田美が、百貨店のフタを開けてみた。」が開催されている。会期は6月23日まで。

明治期以降、さまざまな百貨店が、美術展や物産展などを通して国内外の文化を紹介してきた。その中でも高島屋は、1888年に開かれたバルセロナ万国展覧会を皮切りに、数々の博覧会に優れた染織作品を出展し、"美術的な"商品を扱ってきた歴史を持つ。

本展では、大阪にある高島屋史料館が所蔵する美術作品を中心に、船舶や建築での装飾事業、宣伝広報物、染織作品や呉服など幅広いジャンルを網羅して展示。「企業と文化」というテーマのもと、1831年に京都で創業した高島屋に焦点を当て、百貨店が存在する理由を紐解いて行く。

世田谷美術館では、2007年に資生堂をとりあげ「企業と文化」をテーマにした「福原信三と美術と資生堂」展を開催。その第2弾として今回、創業180年を迎える高島屋が選ばれた。

美術館の広報担当者は、「百貨店が社会に与えた文化的な影響を検証するという点において、非常にユニークな企画となっている。来場者からは、『髙島屋がこんな作品を持っていたのか』『こんな試みをしていたのか』、といった驚きの声が寄せられている」と語る。

また、会期中には、百貨店の魅力を語る座談会や講演会、高島屋に関連した映画の上映、子供から大人まで参加できる100円ワークショップや、高島屋のプロによるラッピング講座なども開催。レストラン「ル・ジャルダン」では特別メニューとして「大人のお子様ランチ」が登場している。

【展示会情報】
暮らしと美術と高島屋展-世田美が、百貨店のフタを開けてみた。
会期:4月20日から6月23日(一部展示替えあり)
休館日:毎週月曜日 ※ただし、4月29日、5月6日は開館、4月30日、5月7日は休館
開館時間:10:00から18:00時(最終入場は17:30まで)
会場:世田谷美術館
住所:東京都世田谷区砧公園1−2
入場料:一般1,000、大高生・65歳以上800円、中小生500円

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百貨店の歴史に迫る「暮らしと美術と高島屋」展、世田谷美術館にて開催中

《編集部》
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