【キッズ携帯を試す】ソフトバンクの「みまもりケータイ2」はインテリジェントな防犯機能が充実 | RBB TODAY

【キッズ携帯を試す】ソフトバンクの「みまもりケータイ2」はインテリジェントな防犯機能が充実

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みまもりケータイ2(ZTE製101Z)
  • みまもりケータイ2(ZTE製101Z)
  • 101Zの側面
  • 長野までのスキー旅行に持たせてみた。双葉SAで休憩中
  • SAで休憩中のようだ。ということがわかる
  • スキー場についたらしい
  • 仕事場から居場所の確認(都内から)
  • MySoftBankのページから「位置ナビ」でみまもりケータイを確認
  • 「位置ナビ」では、地図表示のほか住所なども情報も確認できる
 ソフトバンクの「みまもりケータイ2(101Z)」は、子供の防犯や安全確認に特化したGPSおよびコミュニケーション機能を持った、インテリジェントなキッズ携帯だ。

 外観はまさに防犯ブザーそのもので、幅48mm、高さ82mm、厚さ15.9mm、重さ約 9.8gと、平均的な防犯ブザーより若干大きめだが、ランドセルにぶら下げたり、ショルダーベルトに取り付ける(ストラップやランドセル用ホルダーが付属する)には問題ないサイズとなっている。事前に登録した電話番号とは音声での通話が可能だ。みまもりケータイ2も電話番号が割り当てられているので、発信は登録した携帯電話からはもちろん、101Zからも可能だ。登録できる電話番号は、最大20台のまでとなっている。通常の家庭なら、両親と実家の祖父母あたりまでが登録範囲となるだろう。メンバーのうち一人は「オーナー」として、ワンタッチ発信(後述)の発信先にもなる。通常は母親の電話番号をオーナーとして設定することになるだろう。

●基本的な通話機能を試す
 101Zに電話をかける場合は、スマートフォンや携帯電話の履歴、電話帳、テンキ―などから普通に発信すればよい。101Zから登録した番号への発信は、101本体の丸いボタンを押すだけでオーナーに発信する(「ワンタッチ発信」)ようになっている。101Zの画面を操作して、発信するメンバーをリストから選択して発信する(「セレクト発信」)ことも可能だ。子供が小さければワンタッチ発信が便利だろう。ボタンはしっかり押さないと発信を始めないので、鞄やランドセルにぶらさげておいても誤操作はまずない。ある程度操作がわかる年齢ならば、セレクト発信で、発信先固定の携帯電話の代わりとして使わせることもできる。

 また、「順番発信」機能というのもあり、発信した先が通じないとき、指定したリストの順番で発信を続けてくれる機能もある。緊急時にお母さんの携帯(オーナー)に発信したが、着信できなかったら、次はお父さんの携帯、おばあちゃんの携帯、親戚の携帯、などと発信先を自動的に切り換えてくれる。緊急時にお母さんの携帯が電池切れしていた、電波の届かない範囲にいたとしても、家族のいずれかに連絡がとれるので安心である。

 なお、110番、119番、118番(海上保安庁への緊急連絡)については、緊急通報としてメンバー登録なしで発信可能になっている(101Zのメニュー操作は必要)。

●メールは受信がメイン、ただし特定操作によって位置情報つきの自動メールを送信する
 101Zはメール機能もついているので、親の携帯電話からメッセージを送ることができる。携帯電話などからメニューやアプリでショートメッセージを起動させ、101Zの番号に送信する。ただし、101Zのディスプレイは1.2インチと小さいので、メッセージは30文字あたりに抑えるとよいだろう。また、緊急地震速報や自治体の災害情報のメッセージも受信できるようになっている。

 101Zから任意のメッセージを送ることはできない。子供側からメッセージが送れないのは不便と思うかもしれないが、限られたボタンで文章の入力は現実的ではなく、逆に、メールや通話機能が限定されているため、携帯禁止の学校でも101Zなら防犯ブザーとして学校への持ち込みが認められることもあるだろう。

 しかし、101Z側で防犯ブザーがONになった、本体の電源がOFFになった、本体の電池が切れそうになった、ワンタッチボタンが押された(音声発信した)、のどれかの状態になった場合、それぞれの状態を示す登録メッセ―ジがオーナーの端末に自動送信される。このときメッセージに101Zの現在位置を示すURL情報を添付する設定こともできる。この機能で、101Zの状態を監視できるが、たとえば位置情報添付の設定をONにしておき「このボタンを押せばママにつながるよ。」とだけ子供に教えておけば、迷子になったとき電話が通じるだけでなく、その居場所も把握することができる。メールに添付される位置情報URLをクリック(またはタップ)すれば地図アプリ(いつもNAVI)が起動される。

●GPSによる現在位置の確認

 101Zの現在位置を手動で確認したい場合は、スマートフォンかPCからMySofBankページに、その端末のアカウントでログインしてメニューの「位置ナビ」から地図表示で確認する。「位置ナビ」ページから101Zの登録名を選び、「位置ナビ検索」を実行する。101Zと接続しGPS情報を取得するまで、数十秒くらいかかることもあるが、しばらくすると101Zの現在位置を赤い星しるしで示した地図が表示される。この地図もある程度は拡大できるが、詳細を確認したい場合は、さらに地図下のリンク(Yahoo!地図情報で詳細を確認)をタップすればよい。

 GPSによる位置確認について、曜日や時間などを設定して定期的に実行することもできる。始業時間、下校時間、最寄駅のおおまかな利用時間、登塾時間などを設定すれば、日々の子供のスケジュール管理と安全確認となる。小学校高学年や中学生くらいになると、いやがるかもしれないが防犯、安全という点では必要な機能だろう。

●外出や旅行に持たせても便利

 101Zの電池の消耗具合だが、ディスプレイもモノクロであり、余分な機能がついていないので、1日数回のメールや通話くらいなら1週間程度持つこともあった。GPSによる測位はそれなりに電池を消耗するので、位置ナビをスケジューリングしている場合は、その頻度によっては2日くらいで充電が必要だった。ただし、本体には充電可能な卓上ホルダーも付属しており、ランドセルホルダーからの着脱も簡単なので、夜は毎日充電しておく使い方をお勧めする。ランドセルにつけっぱなしにしておいて、いざというとき電池切れするよりは、子供には毎朝の装着を習慣づけたい。

 101Zは、通学や塾通いなどに持たせて、送迎の連絡をとったり、居場所の確認などに使えるが、旅行やレジャーにも意外と使い道がある。専用の携帯電話を与えなくても、101Zがあれば、前述したような迷子対策にもなるし、連絡手段としても使える。遊園地などで子供だけで乗り物やアトラクションに参加させる場合や、お父さんとお母さん+子供で別行動となるときなどにも応用範囲が広がる。

●通話料金はほぼ無料だが、GPS測位は課金される

 最後に料金プランを見てみよう。101Zの契約には、ソフトバンク携帯の契約が別途必要となるが、みまもりケータイ2専用の料金プランがあるため基本料金は月額590円(2年契約)となっている。通話料は午前1時から午後9時までは無料となっている。午後9時から翌午前1時までは30秒あたり21円の通話料が発生するが、みまもりケータイの利用シーンを考えると、通話はほぼ無料と考えてもよいだろう。塾などで9時以降の通話が発生するなら、ホワイト家族24などを適用すれば24時間無料とすることもできる。

 101ZがGPS測位のために発信するパケットは無料だが、101Zの位置を確認する側のスマートフォンは、GPS検索を可能にするオプションである「位置検索」(S!ベーシックパックに含まれる)や「位置ナビ」サービスを契約する必要があるので、サービス利用料が月額各210円必要となる。また、スマートフォンからGPS検索をかけると、検索手数料が1回あたり5.25円発生する。

 最終的に101Zに関して発生する通信料などの負担増は、ひと月1,000円くらいが目安となるだろう。内訳は、みまもりケータイ2の利用料が、月額590円。「位置ナビ」を利用するなら月額は590円+210円(サービス利用料)800円となる。GPS検索は有料だが、1日1回検索をかけたとしてもひと月約160円だ。

 なお、手数料や料金プランについては、さまざまなキャンペーンが適用できることもあるので、契約の際には店頭でよく確認してほしい。
《中尾真二》

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