わいせつか芸術か……有名写真家レスリー・キー容疑者逮捕で物議 | RBB TODAY
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わいせつか芸術か……有名写真家レスリー・キー容疑者逮捕で物議

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 写真家のレスリー・キーがわいせつな写真を販売したとして、4日にわいせつ図画頒布容疑で逮捕されたと報じられた。国内外で活躍する有名写真家の逮捕騒動に、ネット上では驚きの声が多数あがっている。

 複数メディアの報道によれば、キー容疑者の逮捕容疑は2日に東京・六本木にギャラリーで男性モデルの性器などが写った写真集計7冊を客2人に対し1冊6000円で販売した疑い。キー容疑者は公式サイトやSNS上で、「最新スーパーシリーズ『SUPER GOH』と『SUPER MIKI』同時発売!1年をかけて撮りおろした最新メンズヌード!土曜日に会場で皆さんを待ちしております!」などと宣伝していたが、時事通信によれば、これらの作品について昨年以降に「無修整のポルノ写真集が売られている」などの情報が寄せられたことから警視庁保安課が捜査。複数ページにわたって性器が露骨に写っていたため、わいせつ図画に当たるとの判断で逮捕に至ったという。

 キー容疑者は、ビヨンセや松任谷由実、浜崎あゆみなど国内外のビッグアーティストのCDジャケット等を手掛けるシンガポール出身の写真家。日本国内でも多くのファンを持つだけに、突然の逮捕報道にネット上では「えぇー、なんでレスリーが」「うそだろ…」「えっ、レスリー逮捕されたの?びっくり」と驚く声が続出。また、キー容疑者の作風はかねてよりわいせつか芸術かの線引で物議をかもすことが多かっただけに、「彼はああゆう作風の写真だからと、アートとして理解されてほしいな」「そんな写真アラーキーもテリーリチャードソンも撮ってて日本で置いてるじゃん。なんでレスリーだけ逮捕?」「こんなしょーもないことで犯罪者扱いされたら芸術家はたまったもんじゃないな」「じゃあもうダビデ像教科書載せちゃダメだよね」と、擁護する声や逮捕を不当だとする声もあった一方で、「この方の作品って紙一重だったもんなぁ」「正直言って『やっぱりな』って感じ」「まあ、これは日本ではアカンやろなあw」と否定的な声もあり、賛否両論を呼んでいる。

 アート作品に対する“わいせつか芸術か”をめぐっては、つい先日も美術家の会田誠が東京・六本木の森美術館で現在開催中の展覧会「会田誠展 天才でごめんなさい」において、児童ポルノや女性蔑視などを容認する作品を展示しているとして、市民団体「ポルノ被害と性暴力を考える会」が抗議し、話題となったばかり。
《花》
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