【2013年】主要IT企業の年頭所感 その4 | RBB TODAY
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【2013年】主要IT企業の年頭所感 その4

エンタープライズ 企業
シスコシステムズ平井社長
  • シスコシステムズ平井社長
  • レッドハットのホームページ
  • グリー田中社長
  • 富士ゼロックスのホームページ
  • 伊藤忠テクノソリューションズのホームページ
  • シマンテックの個人認証サービスとの融合
 「2012年、スマートフォン関連市場は飛躍的に拡大した。近い将来、インターネットはモバイル端末からのアクセスが中心となる」(グリー田中社長)。「ITではクラウド、モバイル、ソーシャルといった新たな技術が複合化しながら社会に影響を及ぼし、変化を促進している」(富士ゼロックス山本社長)。いっぽう「不安定な経済情勢は今後も継続すると思われる」(伊藤忠テクノソリューションズ菊地社長)。---IT企業各社の年頭所感を要約で紹介しよう(順不同)。

■シスコシステムズ合同会社代表執行役員社長平井康文

 現在、世の中に存在するあらゆるモノのうち、インターネットに接続されているのは1%に過ぎない。たとえば医療機器、ビル、高速道路など、これまで結びつきのなかった、人、プロセス、データ、モノが相互につながれば、誰もが体験したことのない新しい価値が創造される。シスコでは「Internet of Everything」の実現を通じて、顧客のビジネス変革や様々な社会的課題の解決に貢献していきたい。

■レッドハット株式会社代表取締役社長廣川裕司

 レッドハットは日本のIT業界を元気にし経済・景気回復への更なる貢献に、真っ向から立ち向かう。特に注力したいのは、日本の全ての官公庁・企業様において「徹底的なコスト削減」と「攻めの経営」を実現するソリューションの提供だ。

■グリー株式会社代表取締役社長田中良和

 2013年はソーシャルゲーム業界の真価が問われる年だ。昨年は、グリーにとっても、業界全体としても学びの年だった。昨秋に設立した一般社団法人ソーシャルゲーム協会(JASGA)を中心として、業界全体の健全な発展と社会との共生を目指し、ユーザーにより安全で安心なサービスを提供するための取り組みを強化する。

■富士ゼロックス株式会社代表取締役社長山本忠人

 富士ゼロックスは、顧客視点で課題解決に最適なソリューションやサービスを提供できるよう、「変革」を進めてきた。昨年は日本だけでなく世界各国で指導者が交代するなど、大きな変化の時代を迎えている。こうした変化の時代こそ、いつでも、どこでも、誰とでも、正確に迅速にコミュニケーションできる環境の構築、ソリューション・サービスが求められており、ドキュメントサービス&コミュニケーションをビジネス領域とする当社にとって、絶好のチャンスだ。

■伊藤忠テクノソリューションズ株式会社代表取締役社長菊地哲

 伊藤忠テクノソリューションズの強みは、コンサルティングから大規模インフラシステムの構築、運用などトータルに顧客を支援できること、そしてIT先進企業とのパートナーシップをもとに、新技術をいち早くビジネスに活用する力だ。社会におけるITの重要性が高まる中、強みを圧倒的な強みへと高める。クラウドビジネスの推進、ビッグデータ、データサイエンティスト育成、海外展開を推進する。4月に次期中期経営計画の発表を予定。

■シマンテック株式会社代表取締役社長河村浩明

 現在、ITのコンシューマライゼーション、クラウドコンピューティング、ビッグデータなど、さまざまな事象が進展している。これらは企業に対して恩恵をもたらす半面、新たな課題を提起した。例えば、従業員の私物端末をビジネスで活用したいというニーズがあるのに対し、情報漏えいやセキュリティの懸念が浮上している。シマンテックは、モバイルとクラウドのセキュリティ対策で企業の生産性を向上する。
《高木啓》
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