年末年始の過ごし方は、“イエ充”が主流に……「シリーズもの番組の一挙視聴」がオススメ | RBB TODAY
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年末年始の過ごし方は、“イエ充”が主流に……「シリーズもの番組の一挙視聴」がオススメ

エンタメ 調査
年末年始の休暇日数/過ごし方
  • 年末年始の休暇日数/過ごし方
  • 年末年始はイエ派か外派か
  • 年末年始を一緒に過ごす相手(複数回答)
  • 年末年始に見たいテレビ番組/有料でも見たいテレビ番組
  • 年末年始の過ごし方
  • 年末年始は「テレビを見て過ごす」人が8割
  • 年末年始のテレビ番組に「不満足」が圧倒的
  • 見たい番組は「シリーズ物の一気見」が人気
 1年で、もっとも長くテレビを見るのが、たぶん年末年始だろう。スカパーJSATでは、「年末年始の過ごし方調査」を実施しているが、その結果を見ると、“年末年始ならではの醍醐味”が浮かび上がってくる。

 調査は、全国の20代~40代の男女300名(男女各150名ずつ)を対象にしたもので、11月17日~18日にインターネットで調査したものとなっている。

 まず、今度の年末年始のお休みについて聞いたところ、93.0%とほとんどの人が休みがあった。日数は「6日」(12.3%)、「5日」(11.7%)、次いで「9日」(10.0%)となっており、年末年始は1週間前後の1ウィークバカンスが平均的だといえる。年末年始の過ごし方は、「自宅で過ごす」(86.4%)がもっとも多く、次いで初詣などの「神社やお寺」(38.0%)、初売りやバーゲンなどの「ショッピング」(36.9%)、「親戚などへの挨拶回り」(31.5%)が続いている。「どちらかといえば自宅にいることが多い」(52.3%)が過半数で、「ほとんど自宅にいる」(26.9%)を加えると、全体の約8割(79.2%)が、年末年始は自宅で過ごす“イエ派”だと言えるだろう。なお、年末年始をいっしょに過ごす相手は「家族」(90.0%)が圧倒的に多く、「友人・知人」(17.9%)、「恋人」(10.0%)の他、「1人で」(13.6%)と過ごし方が分かれた。

 そして、年末年始の過ごし方を聞くと、約8割が「テレビを見て」(84.9%)過ごすと回答している。年末年始のテレビ視聴は、3割近くの人が「よく見ている」(28.3%)と答えており、「まあ見ている」(34.3%)と合わせて6割以上がテレビを見ており、「見ているわけでもないがテレビはついている」(22.7%)家庭を加えると85.3%の家庭でテレビがついていることとなる。ふだんのテレビ視聴と比べると、64.3%(「やや長い」50.3%+「非常に長い」14.0%)が、“視聴時間が長い”と答えており、「夏休み」(9.0%)などの他の長期休暇と比べても、「年末年始(冬休み)」(77.3%)のテレビ視聴は、突出して長いと言える。

 しかし一方で、「年末年始はテレビをよく見る割にはおもしろい番組が少ない」(78.3%)、「年末年始のテレビ番組は、どれも同じような内容なので飽きてしまう」(82.0%)という意見も多かった。満足しない理由をあげてもらうと、「同じような番組ばかりになっている」「時間が長いだけで、内容がおもしろくないから」「マンネリ。内容も出てくる人も変わり映えしない」など、マンネリ化と同質化への不満が高くなっているようだ。

 年末年始のテレビ番組として思い浮かべるジャンルは「エンターテインメント・バラエティ」(85.7%)、「歌番組・音楽番組」(75.7%)、「映画」(46.7%)の順になったが、実際に見たいジャンルは、「エンターテインメント・バラエティ」(58.7%)、「映画」(50.7%)、「歌番組・音楽番組」(35.3%)の順だった。次に見たい番組を聞くと、映画ニーズが高いだけ合って「シリーズものの映画の一挙放送」(39.7%)がトップで、「お笑い芸人やタレントがたくさん出てにぎやかなバラエティ番組」(36.3%)、「国内ドラマの一挙放送」(29.7%)の順となっている。テレビを見る時間がある年末年始だからこそ“イッキ見”したい要望が高いことが分かる。実際、「有料でも見たいテレビ番組がある」と答えた人(118人)に、どんな番組かを聞くと、「シリーズものの映画の一挙放送」(44.1%)、「海外ドラマの一挙放送」(31.4%)、「国内ドラマの一挙放送」(29.7%)、「アニメ・特撮ドラマの一挙放送」(24.6%)の順となり、一挙放送はお金を払ってもみたい人気コンテンツであることが判明した。

 なかでも「海外ドラマの一挙放送」や「アニメ・特撮ドラマの一挙放送」は、無料のテレビ放送よりも順位がアップ(海外ドラマ7位→2位/アニメ・特撮8位→4位)。家族団らんでテレビを囲む年末年始だけに、大人も子どももいっしょに楽しめる海外ドラマやアニメが人気のようだ。
《冨岡晶》
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