高速通信カバーエリア評価……冬のおでかけスポット全国14都市42ヵ所 | RBB TODAY

高速通信カバーエリア評価……冬のおでかけスポット全国14都市42ヵ所

ブロードバンド 回線・サービス

全国14都市42スポットでの次世代高速通信エリア比較一覧
  • 全国14都市42スポットでの次世代高速通信エリア比較一覧
  • 「地域別」次世代高速通信エリア比較一覧 札幌
  • 「地域別」次世代高速通信エリア比較一覧 函館
  • 「地域別」次世代高速通信エリア比較一覧 青森
  • 「地域別」次世代高速通信エリア比較一覧 仙台
  • 「地域別」次世代高速通信エリア比較一覧 東京
  • 「地域別」次世代高速通信エリア比較一覧 横浜
  • 「地域別」次世代高速通信エリア比較一覧 名古屋
 イードは、全国の冬のおでかけスポット、14都市・合計42ヵ所における「次世代高速通信サービスのカバーエリア調査」を実施した。全国的にエリアが広く使えたのは「WiMAX」と「Xi」、速度の速いスポットが一番多かったのは、「WiMAX」だった。

 次世代高速通信サービスは、対応エリアや通信速度において各キャリア間の競争が激化している。各キャリアはそれぞれ自社のサービスについて対応エリアを公開しているが、それが必ずしも実態を反映していないと疑問の声が上がることもある。

 事前の意識調査では、高速通信に対して、「あまりつながらないのでは」、「対応しているエリアがまだまだせまいのでは」といった不安を抱いている人も多かった。高速通信の利用についてはモバイルルーターでの利用が主流(71.0%)だった。

 こうした結果を受け、測定調査は、モバイルWi-Fiルーターを扱っている4キャリアのカバーエリア評価を実施した。これから年末にかけてイベントが多数あり、SNSへの投稿などオンラインによるコミュニケーションが活発化していくことが予想される中、全国14都市42ヵ所における人気スポットで、高速通信サービスのカバーエリアの実態を明らかにした。

 調査の結果、全国的に高速通信エリアが広く使えたのは「WiMAX」と「Xi」だった。地上エリアは全キャリアともに、ほぼ問題なく高速通信が可能。最も広く使えたのは「WiMAX」で40スポット、続いて「Xi」が35スポットだった。また「WiMAX」と「Xi」は、3G通信を含めると全スポットで使えた。「EMOBILE LTE」と「SoftBank 4G」に関しては、屋内、地下のカバー率で他のキャリアに遅れを取っている。

 実効速度では「WiMAX」が一番速かった。最速を獲得したスポットが最も多く、速度の上下も多くのスポットで安定している。「Xi」も極端な速度の上下が少ないが、全キャリアが高速通信可能なスポットでは最速を記録することが少ない。「SoftBank 4G」と「EMOBILE LTE」は、電波状況や環境によっては高速な通信が可能になる。

 ………………

調査方法
●調査期間:2012年11月9日(金)~11月15日(木)
●測定場所:クリスマスシーズンの人気スポット
地上・屋内・地下
全国14都市、合計42ヵ所
●調査方法:上記期間のうち平日の9時00分~23時00分に各ルーターを同条件化で3回計測し、下りの通信速度の平均値を記録。その時の高速通信入否状況、電波本数に加えて、YouTubeにて同一の動画を視聴した際の停止回数を記録した。
●計測ツール:RBB TODAY スピード測定
http://speed.rbbtoday.com/
●使用ルーター
NTTドコモ(L-04D)
UQ WiMAX(DATA08W)
ソフトバンクモバイル(102HW)
イー・モバイル(GL04P)
●使用PC:TOSHIBA dynabook R731/B
CPU:インテルCore i5-2520M

 調査では調査員が、(1)検索に要する時間、(2)データのアップ/ダウンロードに要する時間、(3)動画視聴の快適性(再生中に止まらない、動画本来のスピードで再生できる など)を中心に見た。以下は使用所感。

●WiMAX……検索など一般的なウェブサイトの閲覧に関しては不満を感じることはなく、最も安定して快適に利用できた。電波感度のよいスポットなら、大容量のファイルでも快適にダウンロードできる。ファイルのアップロードについても、メールへのファイル添付程度であれば十分。動画は、再生が始まれば最後まで危なげなく試聴できた。データ通信量の制限が無いため、思う存分使用できる。

●Xi……一般的なウェブサイト閲覧に関しては安定。LTE使用可能エリアであれば、全体的に速度は安定しており、ファイルダウンロードは比較的快適だ。アップロードについても数MB程度のファイルであればストレスない。動画再生は基本的に安定しており、再生が開始されれば快適。ただし、3G回線に切り替わると通信速度が目立って落ち、ファイルのアップロードなどには不安を感じる場面も。

●SoftBank 4G……通信可能であれば速度は充分だが、3G回線も含めて圏外が目立つ。特に3Gでアンテナ表示本数が減ると、一気に速度が不安定になる場面もあった。最高速度は高く、光回線に遜色ないスピードを記録することも。ただし不安定な印象で、同エリアでの通信でも速いときと遅いときのばらつきも見られた。動画再生については停止した回数が最も多く、事実上試聴不可能というスポットもあった。

●EMOBILE LT……通信可能なエリアであれば、高い実効速度を記録することが多く、一般的なウェブサイトであれば不満をほとんど感じない。3G回線に切り替わった場合でも、比較的通信が安定していたが、YouTubeの動画が停止する場面が何度か見られた。カバーエリアに不安が残り、特に屋内・地下は入りにくい印象。実効速度は安定していたものの、多キャリアと比べると少し見劣りする。

 ………………

 速度測定の前にイードが行なった意識調査では、高速通信サービスを使用しているユーザーは約25%。しかし使用していないユーザーの7割近くが「利用したい」と考える潜在ユーザーだということが明らかになっている。

 高速通信の用途として最も多いのはウェブサイト閲覧だが、ホームユースの場合は次いで音楽、動画といったリッチコンテンツの視聴、職場の場合は大容量ファイルの送受信といった、高速通信を活かした活用にニーズが集まっている。

 一方でユーザーが不安や不満としてあげているのが、まず料金とバッテリーの持続時間。高速通信全般でも、スマートフォンでのテザリングでも、この2つが不安点として圧倒的に目立つ。それに次いで、エリアのカバー率、通信速度といった、実際にどの程度高速通信の恩恵を受けられるのかという点に関心が集まっている。

調査概要
●調査期間:2012年11月9~13日
●調査方法:オンラインアンケート
●調査対象:20代~40代の会社員男女
回答者数:計500名
男性:246名
女性:254名
《RBB TODAY》

関連ニュース

特集

page top