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ドコモ、仙台市とコミュニティサイクル事業を展開……次世代システムを全国初導入

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利用方法イメージ
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 NTTドコモは30日、宮城県仙台市と、同市域におけるコミュニティサイクル事業の運営に関し、基本協定を締結したことを発表した。ドコモは2013年3月より、仙台市中心部においてコミュニティサイクルサービスの提供を開始する予定だ。

 この事業では、従来必要とされていた「サイクルポート」(自転車の貸出・返却管理や施錠管理を行う、専用の駐輪場システムおよび自転車ラック)を不要とした「次世代サイクルシェアリングシステム」を、全国で初めて導入する。

 ドコモが新たに開発した「次世代サイクルシェアリングシステム」では、サイクルポートが持っていた通信機能やGPS機能、遠隔制御機能(自転車の貸出停止や電動アシスト機能のバッテリー残量の把握等)を、直接自転車本体に搭載。これにより、自転車本体のみで、貸出・返却管理や施錠管理が完結するため、従来必要としたサイクルポートが不要となり、システムが大幅に簡素化されるという。

 具体的な手順としては、予約時に付与される暗証番号を入力することで、利用開始できる。利用開始後、利用時間が表示されるので、手動で閉鍵した後、終了ボタンを押すことで、利用終了となる。

 自転車の台数は100台程度、駐輪場の拠点数は10個所程度からスタートし、ドコモが運営全般を行う。なお収益の一部は、東日本大震災復興支援として被災者への支援活動に提供される。仙台市は、運営に必要な駐輪場拠点設置に係る関係者との協議、事業推進のための支援体制の構築や利用促進のための広報等を進める。
《冨岡晶》
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