NEC、山梨大学の情報システム基盤をクラウド環境へ移行……サーバ数を70%削減
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山梨大学はこれまで、甲府キャンパスと医学部キャンパスで別々に基幹サーバを設置・運用していたが、これらのサーバを統合・仮想化しデータセンターへ移行、プライベートクラウド型に切り替えた。これにより、サーバ台数を70%削減した(68台から21台)。なお、サーバの統合にはブレードサーバ「Express5800/SIGMABLADE」、ストレージには「iStorage」を採用したとのこと。データセンターとキャンパス間は10ギガビットイーサの回線で冗長化を実施。また、キャンパス内基幹ネットワークスイッチには、ユーザー単位でネットワークの接続制限が可能となる認証スイッチを採用した。
また、学生・教職員ともに全学規模でメールシステムを、パブリッククラウドサービスである「Microsoft Office 365 for Education」に移行した。情報処理教室のシステムには、ネットブート型のシンクライアントシステムを導入。シンクライアント端末としては、540台の一体型PC「Mate」を採用した。さらにこれらを、NECの認証技術を用いて統合し、約7000人の学生・教職員は、学内のサービスを1つのIDで利用可能となっている。
ID管理には、NECの統合認証ソフト「SECUREMASTER」とShibboleth技術が用いられている他、国立情報学研究所(NII)がサービスを提供する、国際無線LANローミング基盤「edurome」にも対応し、今後、他の大学や研究機関とのシステム接続や無線LAN接続を同じIDで実現できる環境を整備するとのこと。

    

        
        
        
        
        
          
          
          
          
          
          
          
          
          
          
          
          
          
          
          
          
          
          
          
          
          
          
          
          
          