ワコール執行役員に聞く『CW-Xジェネレーター』の秘密 | RBB TODAY
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ワコール執行役員に聞く『CW-Xジェネレーター』の秘密

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ワコール執行役員ウェルネス事業部事業部長の松井恒夫氏
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  • ワコールCW-Xジェネレーター
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 ワコールは12日、コンディショニングウェア『CW-Xジェネレーター』を発表した。同社の執行役員ウェルネス事業部事業部長の松井恒夫氏にCW-Xジェネレーターについて話を聞いた。

 CW-Xジェネレーターは、「とまる」「ねじる」「かわす」「ターンする」といった瞬発的な動きをサポートし、ランニングをはじめ、野球、サッカー、テニス、スキー、ゴルフ、サイクリングなど多くのスポーツや荷物を運ぶといった仕事や日常の運動にも使えるオールマイティなスポーツタイツだ。

--- まず、「ジェネレーター」という商品名の由来を教えてください。

松井:1991年に発売されたCW-Xシリーズの最高傑作として、その頂点という意味を含めて「将軍」や「総督」などを意味するgeneral(general officer、governor general)から命名しました。

--- ジェネレーターの特徴は、中臀筋と呼ばれるおしりの側面から太ももにかけての筋肉のサポートラインと聞きました。この部分に注目したきっかけはなんですか。

松井:これまでのCW-Xに足りない要素はなにか、ということを考えたとき、走る、止まるといった縦の動きの他、ひねりやターンするといった横の動きもサポートする機能が必要ではないかと考えました。ひねりやターンの動作には体重を支えるひざの動きが重要ですが、そのひざの動きを支える筋肉が中臀筋なのです。

--- テーピングやサポートラインで筋肉の異常な動きを規制するというイメージは湧きやすいのですが、体重を“支える”しくみはどうなっているのですか。

松井:もちろん変な動きを規制するという機能もあるのですが、動くべき筋肉を動きやすいようにしたり、無駄な動きをしないようにすることで、筋肉を増量したような効果があると考えてください。例えば、急激な切り返しなどでひざに体重がかかるとき、ひざの筋肉をフリーにしてやって、太ももの筋肉を必要以上に沈みこまないようにしてやれば、瞬発力が高まります。これらの動きをサポートラインが助けてくれます。

--- ジェネレーターに対象年齢のようなものはありますか。例えば中高生が部活などで利用してもよいのでしょうか。

松井:学生向けのニーズは確かにあり、その機能や効果を研究していますが、発育段階にある青少年への影響がはっきりしていない部分があるので、成人向けと思ってください。そういった検証が済んで、悪い影響がないことがわかれば中高生向けの機能性スポーツタイツもあるかもしれません。

--- お時間いただきありがとうございました。

 ジェネレーターの小売価格は1万7000円。全国のスポーツ用品店や百貨店で12日から発売開始だ。販売目標は、この秋で3300本程度、年間では8万本をめざすという。
《中尾真二》
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