“Wi-Fi” “+3G”あなたはどっち派?……iPad利用実態比較調査 | RBB TODAY
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“Wi-Fi” “+3G”あなたはどっち派?……iPad利用実態比較調査

ブロードバンド その他
iPadの購入理由
  • iPadの購入理由
  • 利用する時間帯・タイミング
  • 外出時の持ち歩き
  • 「Wi-Fi +3G/+Cellularモデル」の購入理由
  • 「Wi-Fi +3G/+Cellularモデル」良かったこと
  • iPad「Wi-Fiモデル」購入理由
  • 満足度
 イードは30日、iPadを所有している20~50代の男女400名を対象に実施したiPad「Wi-Fiモデル」及び「Wi-Fi +3G/+Cellularモデル」の利用実態比較調査について、その結果を公開した。調査期間は8月17日~21日、調査方法はインターネットを利用したアンケート調査。両モデルのユーザー各200名を対象に調査を行なった。

■購入理由で差がつく「ナビゲーション利用」

 まず、購入理由について尋ねると、両モデルとも「PC用Webサイトを閲覧するため」「パソコンの代わりとして使いたかった」「アプリを使いたかった」がトップ3に挙がった。両モデルで差がついたのは「地図・ナビゲーションツールを使いたかった」という理由で、「Wi-Fiモデル」がわずか3.5%であったのに対して「Wi-Fi +3G/+Cellularモデル」は19.0%と、その差は15.5ポイントに及んだ。ほかに「仕事で利用したかった」も「Wi-Fiモデル」の20.5%に対して「Wi-Fi +3G/+Cellularモデル」は32.0%と、差がつく結果となった。

 1日のうち、どのようなタイミングでiPadを利用するのかと質問したところ、「Wi-Fiモデル」が「Wi-Fi +3G/+Cellularモデル」を上回ったのは平日・休日の「寝起き」「夜自宅で」「就寝直前」の3つ。特に「就寝直前」のタイミングは平日で12ポイント、休日で11ポイントの差がつき、「Wi-Fiモデル」の利用が多い結果に。逆に、その他のタイミングではいずれも「Wi-Fi +3G/+Cellularモデル」の利用が多く、平日の「通勤・通学中」(14ポイント)、「勤務中・学校にいる間」(16.5ポイント)、休日の「ランチ前後(外出先にて)」(13.5ポイント)などのタイミングでは特に差がついた。

■「屋外」「電車や車」「旅先での情報収集」など多様なシーンで活用される「Wi-Fi +3G/+Cellularモデル」

 外出時にiPadを持ち歩くかという質問では、「常に持ち歩く」「たまに持ち歩く」の合計が「Wi-Fiモデル」は60.0%、「Wi-Fi +3G/+Cellularモデル」は77.0%。「常に持ち歩く」だけをみると、「Wi-Fiモデル」の16.5%に対して「Wi-Fi +3G/+Cellularモデル」は34.5%で、「Wi-Fi +3G/+Cellularモデル」利用者の3人に1人はiPadを常に持ち歩いていることがわかった。こうした傾向は購入理由にも表れており、「Wi-Fiモデル」ではなく「Wi-Fi +3G/+Cellularモデル」を購入した理由を聞くと、1・2位は「持ち歩いて利用したいから」「いつでもネットを利用したいから」。また、「Wi-Fi +3G/+Cellularモデル」で良かったこと/便利だと感じたこととして、「屋外でも利用できる」「電車や車などでの移動中に利用できる」「旅先での情報収集ができる」といった点が挙がった。

 一方の「Wi-Fiモデル」利用者は、「月額料金がかからないから」「自宅などにWi-Fiがあるから」といった理由から「Wi-Fi +3G/+Cellularモデル」ではなく「Wi-Fiモデル」を購入しているようだ。だが、「Wi-Fiモデル」を利用していて何かしら困った経験がある人は65.0%もおり、その大きな要因として「自宅など利用場所が限られる」「いざという時にネットが利用できない」「モバイルWi-Fiルータを持ち歩かないといけない」が挙がっている。

■「Wi-Fiモデル」は自宅で遊び中心、「Wi-Fi +3G/+Cellularモデル」はいつでもどこでも

 iPadの満足度についての総合的な評価としては、大変満足・満足を合わせると、「Wi-Fiモデル」が79.0%、「Wi-Fi +3G/+Cellularモデル」が82.0%となり、「Wi-Fi +3G/+Cellularモデル」がわずかに上回る結果に。利用場所や用途では、「遊びでの利用」については両モデルとも74.0%で並んだが、その他の「屋外での利用」「移動中での利用」「仕事での利用」では「Wi-Fi +3G/+Cellularモデル」が大きく上回り、いずれも20ポイント以上の差が開いた。

 今回の調査対象となったiPad利用者のうち、iPadに不満を持っていたのはわずか2~3%にすぎず、8割がiPadに満足していた。「Wi-Fiモデル」と「Wi-Fi +3G/+Cellularモデル」を比較すると、「Wi-Fiモデル」利用者は「遊び」を目的に「自宅中心」で利用する分には満足度が高いが、移動中や外出先では利用場所に制限があり、モバイルWi-Fiルータを持ち歩かなければならないなど、使い勝手を高めようとする場合には多少の不満を抱いていた。どちらかといえば、「Wi-Fiモデル」はライトユースに適していると言える。

 「Wi-Fi +3G/+Cellularモデル」は、利用者の8割近くがiPadを持ち歩き、常に持ち歩いているのは3人に1人という割合。通勤・通学などの移動中や職場・学校といった外出先でも頻繁に利用しているのが大きな特長。仕事で利用したいという理由から購入した人が、「Wi-Fiモデル」は5人に1人であるのに対し、「Wi-Fi +3G/+Cellularモデル」は3人に1人。仕事のオンとオフのどちらでも、いつでもどこでもiPadを利用しているヘビーユーザーが「Wi-Fi +3G/+Cellularモデル」利用者には多い傾向にある。

 また、iPadを購入する理由で「ナビゲーション利用」に関して大きく差が開いたことに関して、夏休み中の旅行や帰省中にiPadを利用したシーンを尋ねると、「車での移動中に旅先の情報収集を行った」(50代男性)、「途中で道がわからなくなりナビアプリを使った」(40代女性)、「旅行中に車の中で情報収集したおかげで、急きょ、予定を変更することができた」(40代男性)といった意見が「Wi-Fi +3G/+Cellularモデル」利用者から寄せられた。「Wi-Fi +3G/+Cellularモデル」利用者は、iPadを常に持ち歩いて頻繁に使うケースが多く、iPadを使いこなしている利用実態があるようだ。
《白石 雄太》
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