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デジタルガレージ、ファッション系O2O事業のSnapetteと資本・業務提携

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 デジタルガレージは19日、米国Snapette社との資本・業務提携を発表した。Snapetteは、お気に入りの靴やバッグ、アクセサリーなどのファッションアイテムの写真をユーザー同士がインターネットで共有するサービスの提供を通じて、それらを販売する実店舗への送客を促す「オンライン・ツー・オフライン(O2O)」ビジネスを手がけるスタートアップ企業だ。

 ソーシャルメディアなどインターネットのサービスを通じて実店舗での購買につなぐO2Oビジネスは、既存の携帯電話に比べてより詳細な商品情報を画面に表示できるスマートフォンの普及が追い風となり、米国市場を中心に大きな潮流になりつつある。

 Snapette社が運営する「Snapette」(スナペティ)は、ファッションに対する関心が高い女性を対象としたO2Oビジネスに向けたサービスで、米国のインターネット系スタートアップ企業の登竜門の一つである「500 Startups」の起業家育成プログラムを経て、2011年8月にサービスを開始した。

 今回、デジタルガレージの全額出資子会社で、投資・育成事業を行うDG インキュベーションがSnapetteに出資し、同時に、日本市場におけるSnapette社の事業を支援することでDGとSnapette社が合意した。

 Snapetteは現在、iPhoneまたはiPod touch、iPadのアプリケーションとして利用可能になっている。ユーザーは自分が使っているお気に入りの商品を他のユーザーに紹介したい時や、店先で好みの商品を見つけた時などにアプリケーションを立ち上げ、その商品の写真を撮影。撮影した写真を商品のブランド名や 販売店舗の位置情報などと共に投稿することで、ユーザー間でその情報を共有できるようになる。また現在地に近い店舗で売られている靴やバッグ、アクセサリーをアプリケーション上で検索し、気に入ったものが見つかった際にすぐにその店舗に行って購入できる。

 今回の提携にともないデジタルガレージは、Snapetteの日本市場における戦略パートナーとして日本語版アプリの開発支援、販売店や日本在住のファッションリーダーの登録サポートや、ブランドキャンペーンを含むマーケティング活動を通じ、Snapetteの普及を推進する。また、Android版の開発も進める。
《RBB TODAY》
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