インテル、オフィス内電力の有効活用実験を開始……Ultrabookなどを環境測定機として活用 | RBB TODAY

インテル、オフィス内電力の有効活用実験を開始……Ultrabookなどを環境測定機として活用

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実験に使われているノートブックPC
  • 実験に使われているノートブックPC
  • 「東大グリーンICTプロジェクト」サイト(画像)
 インテルは9日、オフィス内電力の有効活用に向けた実証実験を開始したことを発表した。業務で使用するノートブックPC/Ultrabookを環境および利用者の体感温度を収集する機器として活用するとのこと。

 この実証実験では、ノートブックPCへ気温・湿度・照度を計測できるセンサーを取り付け、オフィスの環境情報を収集する。さらに、インテル東京本社の従業員50名を対象に、室温をどのように感じているか、インテルが開発したソフトウェア「Personal Office Energy Monitor」(POEM)を通して調査する。

 センサーにより収集される「環境情報」と、従業員の環境に対する「感覚情報」(暑い、寒いなど)、さらに天候や外気温などさまざまな要素と組みわせた解析を行い、オフィス環境を管理するシステムに対して電力削減に有効な情報を提供できるか検証する。既存のBEMS(Building Energy Management System)をより高度にし、費用負担の少ないソリューション構築が可能かどうかなども視野に入れたものとなる見込み。今後、インテルはセンサーを活用した新しいパソコンの利用モデルを確立・推進し、センサー内蔵パソコンの普及と社会的課題への貢献を目指すとしている。

 この実験について、東京大学 大学院情報理工学系研究科 教授の江崎 浩 氏は「センサーを有効に活用することは今すぐに実現可能であり、今後は多数のセンサーが有機的に結合し、さらなる効率的な運用と人にやさしい運用に貢献すると期待しています。インテルのこの取組みは、人間に一番近いところから情報を集め、それを活用することに価値があると感じています。現在進めている東大グリーンICTプロジェクトとの協調により、世界に対してさらなる貢献ができることを期待します」とのコメントを寄せている。
《冨岡晶》

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