「MyJVNバージョンチェッカ」で脆弱性を解消しよう……3月のウイルス・不正アクセス状況[IPA]
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それによると、3月のウイルスの検出数は1万5841個で、3月の1万5804個から0.2%の増加。届出件数は866件で、3月の833件から4.0%の増加となった。検出数1位はW32/Netskyで7,668個 、2位がW32/MyDoomで5,492個、3位がW32/Gammimaで492個となった。3月において、不正プログラムの目立った動きはなかったとのこと。
不正アクセス届出は5件であり、そのうち4件で被害が発生した。3月のウイルス・不正アクセス関連相談総件数は722件。そのうち『ワンクリック不正請求』に関する相談が130件(3月:218件)の他、『偽セキュリティ対策ソフト』に関する相談が44件(3月:24件)、Winnyに関連する相談が6件(3月:25件)などとなった。
またIPAでは今月の呼びかけ「MyJVNバージョンチェッカを活用して脆弱(ぜいじゃく)性を解消しましょう!」として、脆弱性対策の重要性を解説するとともに、MyJVNバージョンチェッカの使い方を解説している。「MyJVN バージョンチェッカ」は、PCやサーバーにインストールされているソフトウェアが最新のバージョンであるかを簡単な操作で確認できるツール。2009年11月から公開しており、脆弱性対策を推進するツールとして広く利用されている。「MyJVNバージョンチェッカ」には、一般利用者向けと、システム管理者向けの、2種類があり、システム管理者向けのものでは、サーバー向けソフトウェアのチェックもでき、インターネットに接続していないオフライン環境でのチェックにも対応している。「MyJVN バージョンチェッカ」(一般利用者向け )を使えば、インストールされているソフトの一覧、その最新版かどうかなどを自動でチェックすることが可能となっている。