韓国サムスンは26日(現地時間)、プロジェクター機能を搭載した初のスマートフォン「Galaxy Beam」を発表した。バルセロナで開催中のMobile World Congress 2012(MWC 2012)に出品する。 プロジェクターは本体の上部に搭載されており、明るさは15ルーメン。壁や天井など平らで白い面があれば、最大50インチの画像を映し出すことができる。会議でのプレゼン、あるいは撮影した写真を友達や家族に大画面で見せるといった使い方ができる。 本体はごく一般的なスマートフォンのサイズのままで、厚みも12.5ミリと特に厚くない。ディスプレイサイズは4.0インチで解像度は480×800。1GHzのデュアルコアプロセッサ、8GBのストレージ用メモリを搭載し、Android2.3を採用する。また、消費電力の大きいプロジェクターを考慮し、バッテリーは大容量の2000mAhのものを採用している。 価格や発売する国、地域などは発表されていない。