日立、Hadoop等のデータ分散処理に適した高集積・省電力サーバ「HA8000-bd/BD10」新モデル発表 | RBB TODAY

日立、Hadoop等のデータ分散処理に適した高集積・省電力サーバ「HA8000-bd/BD10」新モデル発表

 日立製作所は6日、高集積・省電力のエントリーブレードサーバ「HA8000-bd/BD10」の新モデルとして、「HA8000-bd/BD10 X2モデル」の製品化を発表した。7日から販売を開始する。

エンタープライズ ハードウェア
HA8000-bd_BD10(正面)
  • HA8000-bd_BD10(正面)
  • HA8000-bd_BD10(背面)
  • HA8000-bd_BD10(1スロットブレード)
  • HA8000-bd_BD10(2スロットブレード)
  • 新モデルの価格と出荷開始時期
 日立製作所は6日、高集積・省電力のエントリーブレードサーバ「HA8000-bd/BD10」の新モデルとして、「HA8000-bd/BD10 X2モデル」の製品化を発表した。7日から販売を開始する。

「HA8000-bd/BD10 X2モデル」は、データセンターなどで取り扱うデータの大規模化にともない、より高性能なサーバを省スペースかつ低消費電力で設置するニーズが高まっていることに対応し、製品化したもの。「HA8000-bd」の特長である高い集積度と省電力性を継承しつつ、新たにインテルXeonプロセッサーを採用して処理性能を強化するとともに、通常の1スロットブレードの2倍のスロット幅に3台のHDDを搭載した2スロットブレードの開発により、1ベースユニットあたりのストレージ容量を従来モデル比で約2.3倍に拡張した。サーバブレードのラインアップ拡充により、データセンターやコンテンツ配信事業者など、多数のサーバを物理的に集約してシステムを構築したい企業の多様なニーズに対応する。

また、新モデルにおけるプロセッサー性能とストレージ容量の強化により、Hadoopなどを活用した大量データ分散処理のシステム基盤として、より幅広い分野での活用を可能にしたことから、「HA8000-bd」を用いてHadoopを導入する顧客を対象とした新サービス「インストールサービスfor Hadoop」「プラットフォーム設定サービスfor Hadoop」の提供を開始する。同時に、「HA8000-bd Hadoop Partnershipプログラム」を発足し、パートナー各社との共同マーケティングを推進する他、パートナー各社がHadoop環境で「HA8000-bd」と各社製品を組み合わせた際の動作検証を行えるサービスを提供する。

 「HA8000-bd/BD10 X2モデル」は、インテルCoreプロセッサーに加えて、より高性能なインテルXeonプロセッサーを採用したサーバブレードを新たに提供。従来モデルと同様に、42Uラック1台に最大320台のサーバブレードを搭載可能だ。また、サーバブレード1台あたり約1kgの軽量設計や高い冷却効率などの特長も従来モデルから継承しており、特にデータセンターにおいて求められる、サーバの設置スペースの削減やシステム全体の省電力化に貢献する。また、ECC(Error Check and Correct)機能付きのDDR3メモリを1サーバブレードあたり最大16GBまで搭載することが可能だ。

 通常の1スロットブレードの2倍のスロット幅に、3台の2.5型HDDを搭載した2スロットブレードを開発し、ラインアップに追加した。本サーバブレードを採用することで、2010年7月に提供を開始した従来モデルと比較し、1ベースユニットあたりのストレージ容量を約2.3倍の45TBに拡張可能だ。これにより、従来よりも大規模なデータ処理が可能となり、Hadoopなどの分散処理における処理効率も向上できる。

 さらに、「HA8000-bd」をシステム基盤としてHadoop活用の分散処理システムを導入・構築する顧客に対する支援サービスの提供を開始する。具体的には、Hadoop環境に必要なOS(Linux)やHadoop、Java SDK(Software Development Kit)を標準設定でインストールする「インストールサービスfor Hadoop」と各種パラメーター設定を行う「プラットフォーム設定サービスfor Hadoop」を提供し、Hadoop導入にかかる期間を短縮する。

 ちなみに日立は、「HA8000-bd」を活用したHadoop関連ソリューションの強化に向けて、Hadoop環境で使用するミドルウェア、アプリケーション、ソリューションを提供する企業を対象に、「HA8000-bd Hadoop Partnershipプログラム」の発足も発表した。具体的には、パートナー各社との共同マーケティングを推進する他、パートナー各社が「HA8000-bd」と各社製品をHadoop環境で組み合わせた際の動作検証を行えるサービスを提供する。これにより、短期間での「HA8000-bd」をシステム基盤としたHadoop関連ソリューションの開発、Hadoopを活用したデータ分散処理システムの構築を可能にし、大量データのビジネスへの利活用を支援するとのこと。

 「HA8000-bd/BD10 X2モデル」サーバブレードの価格は、2スロットブレードが271,950円~、1スロットブレードが129,150円~。HA8000-bd用5Uベースユニットは129,150円~、インストールサービスfor Hadoopとプラットフォーム設定サービスfor Hadoopは個別見積となる。17日より出荷開始される。
《池本淳》

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