【地震】福島第一原子力発電所の状況(1月10日午後3現在) | RBB TODAY
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【地震】福島第一原子力発電所の状況(1月10日午後3現在)

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セシウム吸着塔一時保管施設(12月上旬撮影)
  • セシウム吸着塔一時保管施設(12月上旬撮影)
  • 放射性物質拡散を抑制する取り組みで、崩壊した原子炉建屋をカバーする(1号機)
 東京電力が1月10日午後3時現在として発表した福島第一原子力発電所の状況は以下の通り。

※1月10日午前9時25分、第二セシウム吸着装置において、徐々に処理流量に低下傾向が見られることから、フィルタの逆洗をするため、当該装置を一時停止。同日午後0時58分に同装置を起動し、午後1時4分、定常流量(毎時約36立方メートル)に到達。

※1月10日午前10時5分、3号機タービン建屋内炉注水ポンプの試運転準備に伴う給水系からの注水配管切替のため、段階的に原子炉への注水量について調整しており、3号機原子炉への注水量について、給水系からの注水量を毎時約3.0立方メートルから毎時約2.0立方メートル、炉心スプレイ系からの注水量を毎時約6.0立方メートルから毎時約7.0立方メートルに調整。

※1月10日午前10時28分頃、淡水化装置(逆浸透膜式)の濃縮水貯槽において、当社社員が、タンク付け根のパッキンから水が1秒に1滴程度で滴下していることを確認。漏えい量は10リットル程度であり、コンクリート上に留まっている。その後、タンク接合部のボルトの増し締めを実施し、同日午後0時35分頃、漏えいの停止を確認。また、漏えい拡大防止のために、水溜まりの周りに土のうを積む作業を実施。なお、貯蔵中の廃液タンクからの漏えいのため、水処理装置の停止は不要であり、原子炉注水への影響はない。

※1月10日午後1時38分、2号機使用済燃料プールへ循環冷却系を用いたヒドラジンの注入を開始。
《RBB TODAY》
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