エステー、1万円を切る家庭用放射線測定器の新タイプ「エアカウンターS」来年発売 | RBB TODAY
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エステー、1万円を切る家庭用放射線測定器の新タイプ「エアカウンターS」来年発売

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家庭用放射線測定器「エアカウンターS」
  • 家庭用放射線測定器「エアカウンターS」
  • 小冊子「正しく覚えよう!放射線の基礎知識」
  • 測定方法
  • 仕様
 エステーは7日、家庭用放射線測定器「エアカウンター」の“後継機種”として、性能をよりアップさせ、価格もさらに下げた量産タイプの「エアカウンターS」を発表した。2012年2月3日から出荷を開始し、全国店頭およびインターネット通販などで販売する。

 「エアカウンターS」の希望小売価格は、税込み7,900円で、初回の出荷数は10万個の見込み。首都大学東京の放射線安全管理学の専門家である福士政広教授が監修した放射線等についての基礎知識を掲載した小冊子「正しく覚えよう!放射線の基礎知識」が付属する。

 エステーは、空気中のガンマ(γ)線を、0.05μSv/h~9.99μSv/h(μSv/h:毎時マイクロシーベルト)の範囲で測定可能な現行品「エアカウンター」を10月20日より発売していた(希望小売価格:税込15,750円)。現行品の「エアカウンター」は、月産約1万個~2万個の生産量だったため、需要に追い付かず、量産化が求められていた。そこで第2弾の「エアカウンターS」では、半導体センサーの新技術の提供をタカラトミーより受け、タカラトミーのグループで玩具の企画・製造・販売を手掛けるタカラトミーアーツと共同で、より高性能、より低価格、よりスリムで軽量な「エアカウンターS」を開発し、量産体制を整えたとのこと。

 「エアカウンターS」は、現行品では最長約5分かかっていた測定時間を最長2分に短縮。さらに、計測中に放射線を感知するたびにブザーが鳴る機能や、計測完了後には、10秒経過するごとにその直前の約1分間の平均値を表示する機能を新たに搭載した。形状も棒状のタイプに刷新された。計測機能は、空気中のガンマ (γ)線を0.05μSv/h~9.99μSv/hの範囲において測定可能で、現行品と同一となる。電源には単3アルカリ電池1本を使用。1日1時間の使用で約2か月使え、連続使用の場合は、約60時間。
《冨岡晶》
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