オリックス去る田口「球団発表は事実とかけ離れている」ブログで経緯説明 | RBB TODAY
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オリックス去る田口「球団発表は事実とかけ離れている」ブログで経緯説明

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 13日、オリックス・バファローズが田口壮外野手の退団を発表。それを受け、田口が「球団側の発表と、事実があまりにかけ離れている」とブログを更新した。

 現役続行に向けて肩の手術を受ける田口は、入院中の病棟でブログを更新。クライマックスシリーズ進出をかけて戦うチームを気遣いながらも「『いったい真実は何なのか』と、応援してくださる皆さんを混乱させてしまうのはあまりに失礼であると思い、自分の言葉できちんと報告すべき」とブログ更新の理由をつづった。

 ブログによると、9月の中旬に球団から今後について聞かれた際、田口は現役続行を希望。「コーチなどのポストをあけるつもりはある」といった会話もあったというが、話はそこで終了したという。そして、9月30日に戦力外通告を受け、今後についての打診もなく、「このことは黙っておいてくれ」と言われたとしている。

 13日に球団は田口の退団を発表したが、田口は「僕は『退団』するのではありません。慰留もされていません。戦力外、クビになったのです」と説明。「退団、には、『出て行きます』という本人の意思があります。しかし僕にチョイスはありませんでした」としている。

 さらに、発表のタイミングについても「『今まで話し合いをしていた』からだそうですが、僕は後にも先にも、戦力外を告げられた9月30日以降、球団と話もしていません」とし、「『指導者としてのポジションを用意したが、本人の意思が固かった』そうですが、そんなお誘いは受けていません」と続けた。

 田口は「骨を埋める場所、そう信じていた」というオリックスのファンに向け「ただ挨拶もなく消えていくことが申し訳なく、どうやってお詫びをしたらいいかわかりません」と謝罪。そして「皆さんは、熱くて優しくて、僕らといつでも一体化してくれる最高のファンでした」「やけに目のでかい選手がいたことを、心のどこかにとどめておいていただけたら、それだけで僕はうれしい」と最後のメッセージをおくった。
《織本幸介》
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