ソニー、映画制作者が意図した迫力サウンドを家庭で楽しめる9ch対応AVアンプ | RBB TODAY
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ソニー、映画制作者が意図した迫力サウンドを家庭で楽しめる9ch対応AVアンプ

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「TA-DA5700ES」
  • 「TA-DA5700ES」
  • 背面
  • 付属の簡単リモコン(左)と多機能リモコン(右)
 ソニーは28日、聴感補正技術「サウンド・オプティマイザー」搭載のマルチチャンネルインテグレートアンプ「TA-DA5700ES」を発表した。販売開始は12月10日。希望小売価格は273,000円。

 ソニーストアでも取り扱い、29日から銀座・ソニーショールーム、ソニーストア 銀座、ソニーストア 大阪、ソニーストア 名古屋にて先行展示を実施する。

 「TA-DA5700ES」に搭載する「サウンド・オプティマイザー」は、たとえば映画の場合、制作時の音量と再生時の音量の違いにより音場感や低音感に相違が生じると、「サウンド・オプティマイザー」が自動でその相違を補正。一般家庭で映画を鑑賞する際の小音量でも、映画制作者が意図した迫力のサラウンド音場を楽しめるようにするという。これは、マルチチャンネルインテグレートアンプのスピーカーの能率測定と、映画制作時の基準レベルの相違に基づく独自聴感補正技術として世界初をうたう(9月28日現在、同社調べ)。

 また、従来からの当社独自の自動音場補正技術「スピーカーリロケーションwith A.P.M.」が進化。水平に設置した4ch~7chのスピーカーの位相特性を、フロントスピーカーだけでなくフロントハイ・スピーカーにも合わせて調整。各スピーカーの配置を理想的な位置に再配置する。

 さらに、フロントハイ・スピーカーを含めた9.1ch再生に対応した音場モードを搭載。 新開発の「ボーカル・ハイト」モードをはじめ、音楽ホールを再現する「ベルリン・フィルハーモニック・ホール」「トゥルー・コンサート・マッピングA」「トゥルー・コンサート・マッピングB」の各モードを装備。従来からの「HD-D.C.S.」「ジャズ・クラブ」「スタジアム」「ライブ・コンサート」「スポーツ」「マルチ・ステレオ」などの音場モードはフロントハイ・スピーカーを含めた音場展開にリニューアルとなり、9.1chバージョンの再生にも対応する。

 そのほかの特長として、シャーシを一新するとともに音質を向上させた「パラレル D/Aコンバーター」と「ダイレクトクロッキング・コンストラクション」を搭載。ネットワークオーディオの高音質を可能とする大型ヒートシンク付き「ハブ対応型高速ネットワークエンジン」を装備。USB接続でウォークマンやiPhone/iPod touch、PCなどのダイレクト再生機能を備えた。

 おもな仕様として、実用最大出力(JEITA、4/8Ω)/定格出力(20Hz-20kHz、8Ω)は、フロントが160W+160W/120W+120W、センターが160W/120W、サラウンド/サラウンドバック/フロントハイは160W+160W/120W+120W。インターフェースとして、映像系機器(音声&映像)は入力×5/出力×1、映像/S映像モニターは出力×1、コンポーネント映像は入力×2/出力×1、HDMIは入力×6/出力×2、USB A×1/B×1、LAN×4、デジタル光入力×3、デジタル同軸入力×3、デジタル光出力×1、オーディオ入力はフォノ×1/ライン系×5、祭りチャンネル入力(7.1ch)×1。

 オーディオ出力は、REC OUT×1、フロント(L/R)×1、センター×1、サブウーハー×2、サラウンド(L/R)×1、サラウンドバック(L/R)×1、フロントハイ(L/R)×1、ヘッドホン60mW+60mW(32Ω)。

 ネットワーク機能は音楽・写真ともにDLNAクライアントに対応し、映像サービスのベルリン・フィルハーモニー管弦楽団「デジタル・コンサートホール」や「Video Unlimited」、YouTubeの利用が可能となっている。本体サイズは幅430×高さ187.5×奥行き420mm、重さは18.2kg。付属品は多機能リモコン/簡単リモコン/音場補正マイク/電源コードなど。
《加藤》
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