「もっとも面白い米国のバラエティ番組は?」……在米経験のある日本人にアンケート | RBB TODAY
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「もっとも面白い米国のバラエティ番組は?」……在米経験のある日本人にアンケート

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「もっとも面白い米国のバラエティ番組は?」……在米経験のある日本人にアンケート
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 米国で30年来人気を維持している長寿バラエティ番組「サタデー・ナイト・ライブ」。その流儀を取り入れた「サタデー・ナイト・ライブ JPN」が明日17日の23:10よりフジテレビ系列で放送される。

 本家「サタデー・ナイト・ライブ」は、1975年に米国NBC(National Broadcasting Company)でスタート。進行の形式は、毎回レギュラーキャスト(司会)に加えて、ゲストホスト1名と音楽アーティスト1組という基本構成でライブ放送される。全米の幅広い世代で視聴され、エディ・マーフィーやマイク・マイヤーズ、トム・ハンクスなど、アメリカだけでなく日本でも著名なコメディアン/俳優を輩出しているだけでなく、スティングやトム・ペティ、デイヴ・グロールといった人気アーティストも数多く出演している。

 最近の放送でとくに好評を博したのは、マドンナとレディー・ガガが共演した2009年10月の放送。1980年代と2000年代にそれぞれポピュラー音楽界でトップアーティストの座を射止め、社会現象にまでなったマドンナとレディー・ガガ。ともに黒下着風の衣装とレザーニーハイブーツ姿でステージに登場した2人のディーバは、互いのけなしあいから殴り合いのけんかに発展。やがて仲裁に入った司会者が左右の2人からキスされるという内容だった。

 こうした斬新な人選起用と企画の切り口が話題を呼んでいる「サタデー・ナイト・ライブ」だが、その人気の秘密について、トレンド総研が興味深い調査結果を出している。アメリカに1年以上在住経験のある、20~59歳の男女100名に対して「日米の笑いに関する意識調査」を実施、その結果を公表したものだ。


■日米の笑いの違いは、「直接的」か「間接・婉曲的」か

 この「日米の笑いに関する意識調査」の冒頭では、まず「アメリカと日本の『笑い』に違いがあると思いますか?」という質問をおこなった。この結果、89%が「違いがあると思う」と回答している。両者の笑いについて具体的な違いを聞くと
・「アメリカは言葉や動作での笑いで、日本はネタを作っての笑い。(女性)」
・「日本は、全てを言わなくても分かる間接的・婉曲的な笑い。一方、アメリカは直接的な笑い。(男性)」
・「日本の笑いは、ひとひねりした笑い。アメリカの笑いはシンプルな笑い。(男性)」
などの意見が多く寄せられた。日本の笑いは「間接的」、アメリカの笑いは「直接的」と感じる人が多いことがわかった。

 続いて、「アメリカと日本のコメディ・バラエティ番組に違いがあると思いますか?」という質問に対しても79%が「違いがあると思う」と回答。その理由として、
・「日本は体を使ったコメディが多いが、アメリカはトークの方が断然多い。(男性)」
・「アメリカのコメディ番組はいわばショー。司会者のキャラで番組を作るが、日本は出演者全員で組み立てるもの。(男性)」
・「アメリカではMCが圧倒的な人気がある。(女性)」などがあがった。
という意見が出された。


■アメリカのコメディ・バラエティ番組の中で好きな番組は?

 さらに「アメリカのコメディ・バラエティ番組の中で好きな番組は?」と聞いたところ、第1位となったのはアメリカNBCで生放送されている公開コメディ・バラエティ番組「サタデー・ナイト・ライブ」で、18%が支持した。同番組を支持する理由としては、
・「毎回著名なゲストがレギュラー陣のショートコメディに違和感無く参加していて、普段とのギャップが面白い。(男性)」
・「アメリカ人のトンチの効いたジョークが楽しく、スピード感のあるコメディが良い。とにかく明るく見ていて楽しい。(女性)」
・「音楽もあり、出演者と会場に一体感がある。(女性)」
などの意見が寄せられた。

 サタデー・ナイト・ライブに続いたのは、「チャック」(10%)、「マッドTV!」(8%)、「マイネーム・イズ・アール」(7%)、「ママと恋に落ちるまで」(7%)であった。

 日本版の「サタデー・ナイト・ライブ JPN」は9月17日の23:10より第3回目の放送が予定されている。司会は明石家さんまと今田耕司。本家と同じく生放送で、ゲストホストと音楽アーティストが登場する。今回は、泉ピン子と久保田利伸が出演予定だ。

【「日米の笑いに関する意識調査」調査概要】
・調査期間:2011年9月6日~9月7日 
・調査対象:1年以上アメリカに在住経験がある20~59歳の男女100名
・調査方法:インターネット調査
《RBB TODAY》
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