富士通とFJM、高度なグループ経営管理を支援する「GLOVIA SUMMIT GM」発表 | RBB TODAY
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富士通とFJM、高度なグループ経営管理を支援する「GLOVIA SUMMIT GM」発表

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「GLOVIA SUMMIT GM」の特徴
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 富士通と富士通マーケティング(FJM)は12日、統合会計ソリューション「GLOVIA /SUMMIT V」を大幅に強化し、新たに「GLOVIA SUMMIT GM(グロービア サミット ジーエム)」として発表した。10月末より販売を開始する。

 「GLOVIA/SUMMIT」は、会計専用のデータウェアハウスによる財務会計と管理会計の一体化をコンセプトに1997年より提供開始。富士通では、経営会計ソリューション「GLOVIA SUMMIT GM」(Group、Global、Governance Management)、固定資産管理ソリューション「GLOVIA SUMMIT FM」(Fixed assets Management)、経営可視化ソリューション「GLOVIA SUMMIT MI(Management Data Intelligence)」の3つのソリューションを「GLOVIA SUMMITシリーズ」として統一する。

 機能強化された「GLOVIA SUMMIT GM」は、全世界に点在するグループ企業のあらゆる企業活動情報を統合管理できる、グループ経営会計ソリューションとなる。月あたり1億件の情報を一元管理・高速処理可能で、グループ全体における実績、予実管理、将来予測まで可視化できる。IFRS対応では、既存の業務システムのデータから、日本基準とIFRSの仕訳を同時に自動生成するなど、日本の税制や商習慣を踏まえた対応を実現した。コンポーネントアカウンティング、減損損失の戻し入れなど、日本基準とIFRSの乖離が大きいとされる固定資産管理には、「GLOVIA SUMMIT FM(グロービア サミット エフエム)」を提供する。

 財務会計や予算実績管理といった従来の会計業務に加え、受注情報などを加味した将来予測、さらにはビジネス環境の変化に応じて定期的に予算を見直すローリングフォーキャストモデルも実現。ローリングフォーキャストは、富士通経理部の社内実践によるノウハウをベースに実装されており、経営可視化ソリューション「GLOVIA SUMMIT MI(グロービア サミット エムアイ)」と組み合わせることで、経営層や現場に対し経営情報を見える化できる。またグループ会社各社のルールで仕訳を起こしていたグループ間取引を、会社間論理仕訳機能により、一会社の取引入力から相手会社の取引を自動生成することで、決算業務効率化のボトルネックである、グループ間取引の照合や差異分析などの業務を効率化し、決算の早期化も可能となる見込みだ。さらに「GLOVIA SUMMIT GM」と親和性が高く連携実績も多い連結会計システム「GLOVIA/SUPER COMPACT Pathfinder(スーパー コンパクト パスファインダー)」との連携により、制度連結決算へも対応可能。

 「GLOVIA SUMMIT GM」の販売価格は40万円~(1ユーザー)。2年間で700サイトへの販売を目指す。
《冨岡晶》
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