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【MWC 2011(Vol.39):動画】NTTドコモの自動翻訳システム、日英でのリアルタイム音声通話

ブロードバンド 回線・サービス
NTTドコモは音声通話の自動翻訳システムをMWCに初出展
  • NTTドコモは音声通話の自動翻訳システムをMWCに初出展
  • サービスを体験して、驚きの反応を見せる海外ユーザーが多いという
  • 自動翻訳システムの説明
  • NTTドコモの展示ブース
  • 2日目のキーノートスピーチにてNTTドコモ 山田隆持社長は、ネットワークにインテリジェンスを持たせたより高度なサービスの一例としてこの自動翻訳システムに言及
 「MWC 2011」にてNTTドコモは、「Mobile Simultaneous Interpretation System」と題した音声通話の自動翻訳システムを参考出展した。日本語の英訳と英語の和訳に対応している。LTEのより高速で低遅延なネットワークを利用したサービスで、翻訳はネットワーク上で行われるため、端末のスペックに関係なく利用できる。現状商用化の予定はないという。

 翻訳にかかる時間は約2、3秒で、翻訳結果は音声とともに画面上に文字でも表示される。主にレストランや劇場、ホテルの予約、緊急救急通話などでの利用を想定しているという。ブースでは、一方の端末で話した日本語(「チェックインまで荷物を預かってもらえますか」)が英訳され、もう一方の端末へ伝えられるデモが行われていた。来場者がごったがえす騒がしい環境ではあったが、正しく英訳がされていた。

 NTTドコモの担当者は同サービスについて、英語の音声認識の精度が日本語ほど高くないため、まだ改善の余地があると語る。英語は日本語に比べより多くの発音のバリエーションがあるが、アメリカのネイティブを想定したつくりとなっている。ブースでサービスを体験した海外のユーザーの反応を尋ねると、「ウソだろう」というような驚きの反応を見せる来場者が多いという。またMWCの2日目のキーノートにて、同社代表取締役社長 山田隆持氏は、同社の次世代サービスとして自動翻訳システムを紹介した。

《RBB TODAY》
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