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仕事や受験に大きな支障……花粉症が原因の失敗は?

エンタメ 調査
受験や受験勉強の際に花粉症で困った事、大変だったことはありますか?
  • 受験や受験勉強の際に花粉症で困った事、大変だったことはありますか?
 アイシェアは8日、「花粉症に関する意識調査」の結果を発表した。対象者は20~40代の花粉症の男女1,046名。調査期間は2010年12月17日~20日。同調査は、1月に発表された「もしも花粉症だったら大変だと思う職業ランキング」に続いて発表されたもの。

 まず花粉症が原因で仕事を失敗したことが「ある」と答えた90名に、その内容を自由回答で記載してもらったところ、「花粉症状を予期せぬ時に発作的に鼻水が。お客様の前で書類に鼻水を落としてしまった」(窓口事務:30代女性)、「お客様にお茶を出す時、くしゃみが出てこぼしてしまった」(経理:40代女性)、「市販の薬を飲用し眠くなってしまい、ウトウトしてしまった」(洋服店パート:40代男性)など、くしゃみや鼻水の症状による失敗や、薬の副作用による眠気や集中力の欠如があげられた。

 また受験や受験勉強の際に、大変だったことはあるかと尋ねると、全体で21.8%が「ある」と回答した。年代別では20代が35.5%となり40代よりも17.2ポイント高くなった。大変だったことの内容としては(自由回答)、受験勉強中は、「鼻が詰まって記憶力が落ちる」、「頭が重く、わずらわしさが顔に蔓延して集中力にかける」などの回答が見られ、受験シーズンと花粉症シーズンが重なることで、勉強に大きく支障が出たようだ。

 さらに試験中のエピソードとしても(自由回答)、「リスニングの試験時間中、鼻水、クシャミが出せない」、「トータルすると鼻水、涙を拭く時間がかなりある」、「頭がボーっとして試験に落ちた」などの回答が見られ、受験の妨げになる花粉症の症状だが、花粉症の薬を飲むことで眠気が増したり、集中力が落ちるなどリスクを伴うこともある。同社は、「薬で症状を抑えると前回の記事で専門家から指摘された“インペアード・パフォーマンス(抗ヒスタミン薬によって自覚症状の有無に関わらず集中力や判断力、作業能率が低下してしまう状態)”が危惧される」と述べつつも、「花粉症の症状を抑えつつ、“インペアード・パフォーマンス”も抑えられ、眠くなりにくい薬もあるという」とコメントしている。

 福祉保健局の発表では、2011年の飛散開始時期は昨年の2月8日よりもやや遅く、例年の2月14日と同じくらいか、5日前後遅くなると予測されている。同社は「昨シーズンよりも花粉が大量発生すると言われている今シーズンは、“インペアード・パフォーマンス”になりにくい薬なども含め、早目に医師へ相談した方がよさそうだ」と述べている。
《RBB TODAY》
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