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【CES 2011】ソニー・エリクソンからユーザビリティアップの「Xperia arc」!日本でも販売予定

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標準搭載アプリの構成は比較的シンプル。HDMI接続でテレビに接続することも可能
  • 標準搭載アプリの構成は比較的シンプル。HDMI接続でテレビに接続することも可能
  • 最新のAndroid 2.3を搭載
  • 背面には「Exmor R for mobile」採用の810万画素カメラを搭載
  • 上下から中央に向かって薄くなる円弧状の背面デザイン
 ソニー・エリクソン(Sony Ericsson)が発表した新製品「Xperia arc」の実機が、米ラスベガスで開催されている「2011 International CES」(CES 2011)のブースで展示された。Android OSの最新バージョンであるAndroid 2.3を搭載したスマートフォンで、「Xperia X10(日本国内ではXperia SO-01B)」の後継機種にあたる。

 CES 2011での発表はグローバル市場に向けたものとされており、具体的な発売日や提供先の通信事業者名などは未公開だが、日本でも販売の予定があるという。市場投入時期は地域によって異なるが、今年第1四半期以降順次とされている。

 背面の形が弧を描くようにデザインされており、握ったときに手が触れる本体中央部分が薄くなっている。本体のサイズは125×63×8.7(最薄部)mm。狭額縁の液晶ディスプレイを採用したことにより、画面サイズがX10の4インチから4.2インチへと大型化しているにもかかわらず、本体の幅は従来と変わらない63mmに抑えた。また、重量も従来比18g減となる117gを実現した。ディスプレイはマルチタッチ操作も可能となっている。

 ハードウェア面での独自要素としては、高画質化エンジン「Mobile BRAVIA Engine」と、カメラのCMOS素子「Exmor R for mobile」の搭載が挙げられる。いずれもソニーの液晶テレビやデジタルカメラで実績のある技術を携帯電話向けに移植したもので、前者は写真や動画の再生時の画質向上、後者は暗所での撮影時のノイズ低減に貢献する。カメラ機能ではソフトウェアも改善し、使い勝手の向上と撮影間隔の短縮を図った。

 Googleが昨年12月に発売した「Nexus S」に続き、OSはAndroid最新バーションの2.3を搭載。ホーム画面最下段にはよく使うアプリを常に表示できる「Stage」領域を用意するなど、ユーザーインタフェースは標準のものに一部改良を加えてユーザビリティをアップさせている。

 昨年のCESで展示されたXperia X10は、ユーザーインタフェースの動きにまだぎこちなさが残るものだったが、今年のXperia arcはスムーズに動作し、完成度の高さが感じられた。

《日高彰》
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