日本HP、iSCSI仮想化ストレージ「P4000 G2 SAN」に最新OS「SANiQ9.0」搭載へ | RBB TODAY
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日本HP、iSCSI仮想化ストレージ「P4000 G2 SAN」に最新OS「SANiQ9.0」搭載へ

エンタープライズ ハードウェア
HP StorageWorks P4300 G2 SAN ソリューション
  • HP StorageWorks P4300 G2 SAN ソリューション
  • HP StorageWorks P4500 G2 SAN ソリューション
 日本ヒューレット・パッカードは7日、iSCSIを利用した仮想化ストレージ「HP StorageWorks P4000 G2 SANソリューションファミリ」を大幅に機能拡張し出荷を開始した。最新OS「SANiQ9.0」を搭載し、仮想化環境へのさらなる最適化を図ったとのこと。

 「P4000 G2 SAN」は、HPの「Converged Infrastructure」戦略、「HP Unified Storage」戦略を支える中堅・中小規模企業向けのiSCSI仮想化ストレージ製品。今回「P4000 G2 SAN」のOSソフトウェアを初めてメジャーバージョンアップし、最新版OSソフトウェア「SAN/iQ9.0」を搭載した機能拡張モデルを新たに投入する。価格は「HP StorageWorks P4500 G2 7.2TB」(SAS Storage System)が3,024,000円(税込)、「HP StorageWorks P4500 G2 14.4TB」(SAS Virtualization SAN Solution)が5,775,000円。

 「SAN/iQ9.0」では、仮想化環境へのさらなる最適化を図るため、運用性ではHPのサーバ統合管理ツール「HP Systems Insight Manager ver.6.2」との連携が実現、システム全体の運用管理が可能となった。また、同時に、HP通報サービスが利用可能となり、各サーバやストレージの診断ツールにより検知された障害情報のうち、保守対応を必須とする情報をHPに自動通報できる。

 また、ストレージボリュームにアクセスするためのセッション方式として、既存のHP独自の方式であるP4000 DSM for MPIO(LEFTHAND DSM for MPIO)に加え、Windowsがもともと持っている方式であるMicrosoft DSMを使用可能となった。バックアップ機能面では「VMware vSphere 4.1」のストレージ機能「VAAI」がサポートされ、バックアップによるネットワークの負荷を軽減した。またネットワークRAID5とRAID6にも対応した。なお、「P4000 G2 SAN」をすでに利用しているユーザは、無償ダウンロードで「SAN/iQ9.0」にアップグレードすることが可能。
《冨岡晶》
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