NEC、“ネットワーク・パーティション機能”を搭載したボックス型ギガビットスイッチを発売 | RBB TODAY
※本サイトはアフィリエイト広告を利用しています

NEC、“ネットワーク・パーティション機能”を搭載したボックス型ギガビットスイッチを発売

エンタープライズ ハードウェア
「UNIVERGE IP8800/S3650-20S6XW」
  • 「UNIVERGE IP8800/S3650-20S6XW」
  • 「UNIVERGE IP8800/S3650」仕様
  • 価格、出荷開始日
 NECは21日、ネットワーク製品「UNIVERGE(ユニバージュ)IP8800/Sシリーズ」において、コンパクト・ギガビットマルチレイヤスイッチ3モデルを製品化し、販売を開始した。

 新製品となる「UNIVERGE IP8800/S3650」は、「UNIVERGE IP8800/Sシリーズ」のボックス型スイッチとしては初めて、複数の異なるネットワークを仮想的に1台の装置に収容できる「ネットワーク・パーティション機能」を搭載した。これにより、部門や業務ごとに分けて構築されているネットワークを、仮想的に1台のスイッチに収容可能となる。製品は、10/100/1000BASE-T×24ポート、10GBASE-R(SFP+)×6ポート搭載の「UNIVERGE IP8800/S3650-24T6XW」、10/100/1000BASE-T×4ポート、1000BASE-X×20ポート、10GBASE-R(SFP+)×6ポート搭載の「UNIVERGE IP8800/S3650-20S6XW」、10/100/1000BASE-T×48ポート、10GBASE-R(SFP+)×4ポート搭載の「UNIVERGE IP8800/S3650-48T4XW」の3モデルとなる。

 またホットスワップに対応し、ネットワークを停止させずに電源の交換ができるため、企業のバックボーンや社会インフラを支えるネットワークといったミッションクリティカルな分野にも適用可能。動作可能温度範囲についても-10度~50度までと広く、空調が完備されていないような厳しい環境下にも設置可能。未使用ポートへの給電を制限する機能や、指定した日時に装置の電源をオン・オフするスリープ機能などを搭載し、省電力にも配慮した。なお、将来のソフトウェアバージョンアップにより、スタック機能(複数台のLANスイッチを専用ケーブルまたはLANケーブルで接続し、論理的に1台のLANスイッチとして利用する機能)に対応することが可能となる予定。

 価格はUNIVERGE IP8800/S3650-24T6XWが1,900,000円、UNIVERGE IP8800/S3650-20S6XWが2,960,000円、UNIVERGE IP8800/S3650-48T4XWが2,910,000円。「UNIVERGE IP8800/Sシリーズ」全体で今後3年間に3万台の出荷を目指す。
《冨岡晶》
【注目の記事】[PR]

関連ニュース

特集

page top