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JPIX、IPv6上でIPv4サービスを実現する「IPv6v4エクスチェンジサービス」の実験を開始

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IPv6v4エクスチェンジサービスの概要
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 日本インターネットエクスチェンジ(JPIX)は8日、JPIX加入者向けにIPv6インターネットを経由してユーザー宅内のクライアントホストからIPv4インターネット上に存在するコンテンツサーバへの到達性を確保する「IPv6v4エクスチェンジサービス」の実験サービスを開始した。

 対象サイトはJPIX首都圏サイト(JPIX名古屋、JPIX大阪を除くすべてのサイト)でIPv6アクセス網を構築するISPを想定して行う。ホームゲートウェイによるIPv4からIPv6へのトランスレーション機能と、JPIX内に設置したIPv6からIPv4へのトランスレータを組み合わせることにより、IPv6アクセス網を経由するIPv4グローバルへの到達性を提供する。2011年ごろと予測されているIPv4グローバルアドレスの枯渇問題に対応するために、IPv4とIPv6の共存・移行期間における円滑なインターネット環境の提供が目的とのこと。

 ユーザー宅内のIPv4端末から、グローバルなIPv4への到達性を実現すべく、ホームゲートウェイの開発とIPv6IPv4トランスレータの提供を行うことにより、「IPv6v4エクスチェンジサービス」の実験サービスとして加入ISPに対してアウトソース提供を行う。なお今回の実験サービスで使用されるIPv6IPv4トランスレータは、セーブルネットワークスが開発した製品となっている。
《冨岡晶》
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