日本ユニシス、IaaSサービスに「ICTファイル共有サービス」「ストレージクラウドサービス」をラインアップ | RBB TODAY
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日本ユニシス、IaaSサービスに「ICTファイル共有サービス」「ストレージクラウドサービス」をラインアップ

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 日本ユニシスは16日、IaaS(Infrastructure as a Service)サービスの新しいラインナップとして、イントラネットの延長としてストレージが利用できる「ICTファイル共有サービス」を発表した。7月1日から提供を開始する。

 日本ユニシスは従来から、サーバー、ストレージ、ネットワークのリソースを月額利用できるIaaSレイヤ(層)のクラウドサービス「ICTホスティングサービス」を提供しているが、今回提供の「ICTファイル共有サービス」は、ストレージのみを利用したいという要望に応じた新しいサービスとなる。併せて、IaaSレイヤへの新たな付加サービスとして「ストレージクラウドサービス」の提供も同時に開始される。

 「ICTファイル共有サービス」(メインサービス)は、日本ユニシス独自のネットワーク技術で、顧客指定のIPアドレス設定とネットワークアドレス変換(NAT)のない接続が可能であり、Active Directoryなどで社内システム認証を実施している場合にも、イントラネットの延長としてストレージの利用が可能となる。この技術は、クラウド上にイントラネット内のシステムを実現するネットワーク技術であり、日本ユニシスのクラウドサービス環境で実現される。またアンチウィルス機能とログ機能が装備されている。「ICTファイル共有サービス」の価格は、基本料金月額27万円(税別)、1TBあたり月額14万円(税別)から。

 「ストレージクラウドサービス」(付加サービス)は、IaaSレイヤの「ICTホスティングサービス」と「ICTファイル共有サービス」に付加可能なサービス。企業が自社で社内システムを開発する場合、ストレージに対して多様な要件がある。これまで十分に対処できなかった課題に対応するため、多用途ストレージとデータストア(データ保管)サービスの提供が開始される。多用途ストレージとして、大容量ストレージ、高速ストレージ、書き換え防止ストレージ、の3種類のサービスを提供。データストアサービスはデータのバックアップ領域を提供するサービスであり、同一iDC内・別拠点iDC間を選択できるほか、秘密分散技術を用いてデータを暗号化した上で、分散保管する方式など4種類のサービスを提供する。「ストレージクラウドサービス」の価格は、大容量ストレージ500GB月額4万円(税別)からで、データセンター間・秘密分散リモートデータストアサービス100GB月額35万円(税別)からとなる。

 iDC内・データストアサービスは、東京iDC内の別筐体ストレージにデータのバックアップを行う。複数世代のバックアップ保存が可能。iDC間・リモートデータストアサービスでは、東京以外のiDC拠点のストレージにバックアップを行う。別iDC拠点のストレージでは、1世代分のフルバックアップを保存。iDC内・秘密分散データストアサービスでは、データを暗号化し、東京iDCの異なるストレージ筐体に3分散して保存する。iDC間・秘密分散リモートデータストアサービスでは、データを暗号化し、3つのiDC拠点に3分散して保存する(提供開始は10月1日予定)。
《池本淳》
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