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NEC、基幹業務サーバACOSシリーズ「i-PX9000」の新製品を発売

エンタープライズ ハードウェア
「i-PX9000モデルS300」
  • 「i-PX9000モデルS300」
  • 「i-PX9000モデルS300」の主な仕様
 日本電気(NEC)は26日、基幹業務サーバACOSシリーズ「i-PX9000」において、従来に比べ、設置面積を半減し、かつ消費電力を約20%低減した新モデル「i-PX9000 モデルS300」の販売を開始した。

 「i-PX9000モデルS300」は、シリーズの中型~超大型領域をカバーする、従来のACOS-4中型機「i-PX9000モデルS200」の後継機種。最下位機種の「i-PX9000モデルS311」から最上位機種「同S3A4」まで計13機種となる。NECが新たに開発した基本ソフトウェア「ACOS-4/MX」を搭載しており、従来のACOS-4上の基幹データベースをオープンサーバからダイレクトにアクセスする機能に加えて、新たに、オープンサーバ上のデータベースをACOS-4からダイレクトにアクセスする機能が提供された。データベースがACOS-4、オープンシステムのいずれにあってもシームレスなデータ処理が可能になるという。また新製品では主要コンポーネントの実装最適化に加え、電気チャンネルと光チャンネルの各I/Oプロセッサを統合した「統合I/Oプロセッサ」を新たに開発。これにより、従来、本体に外付けしていたI/Oプロセッサ筐体が不要となり、従来比、設置面積を半減、消費電力を約20%低減した。「i-PX9000モデルS300」のシステム価格(標準レンタル料金)は、月額216万円から。出荷開始は6月30日より。

 あわせてNECでは、「i-PX9000」用の中小型ストレージとして、安価な災害対策システムの構築に最適な「iStorage A2700」の販売も開始した。災害対策ソリューションの遠隔バックアップ機能について、従来の帯域保証された広帯域WAN回線だけでなく、今回新たに低価格なベストエフォート型のWAN回線に対応した。夜間バックアップなどのリアルタイム性を求めないバックアップ業務に適用することで、運用コストを抑えた遠隔バックアップが可能。
《冨岡晶》
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