マイクロソフト、統合管理ソリューション「Microsoft System Center」を強化 | RBB TODAY
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マイクロソフト、統合管理ソリューション「Microsoft System Center」を強化

エンタープライズ マイクロソフト
Server Management Suite Enterprise(SMSE)およびServer Management Suite Datacenter(SMSD)の特徴
  • Server Management Suite Enterprise(SMSE)およびServer Management Suite Datacenter(SMSD)の特徴
  • SMSEおよびSMSDの利用シーン
 マイクロソフトは、クラウドコンピューティング対応の統合運用管理ソリューション「Microsoft System Center Server Management Suite」の強化を発表した。

 System Center Server Management Suiteは、稼働監視ソリューション「System Center Operations Manager 2007 R2」、Hyper-Vなどの仮想サーバ・仮想マシンの運用管理ソリューションである「System Center Virtual Machine Manager 2008 R2」、構成管理ソリューション「System Center Configuration Manager 2007 R2」から構成される、ハイブリッド クラウドに対応したITシステム統合管理スイートパッケージ。

 具体的な強化内容として、クラウド環境向けディザスタリカバリ機能を搭載したバックアップ・復元ソリューション「System Center Data Protection Manager 2010」を製品ラインアップに追加する。また、構成管理データベース(CMDB)やサービスデスク機能を搭載し、ITIL(Information Technology Infrastructure Library)ベースのプロセスによる統合運用管理の実現を支援する「System Center Service Manager 2010」も製品ラインアップに追加する。

 これら2製品の追加によって、企業のITシステム管理者は、ハイブリッドのクラウド環境をITILベースで統合運用管理が可能になり、「コスト削減」と「自動化」に加えて「プロセス化」を兼ね備えた運用管理を実現できる見込みだ。「System Center Data Protection Manager 2010」は6月1日、「System Center Service Manager 2010」は7月1日にそれぞれラインアップに追加される。さらに、ウィザード形式を活用するなど、運用管理に関わる手間を簡素化した中堅・中小企業向け統合運用管理ソリューション「System Center Essential 2010」が7月1日より提供開始となる。

 また、「System Center Data Protection Manager 2010」の提供にあわせて、日本電気、日立製作所および富士通の3社から、Hyper-V2.0で構築された仮想化基盤に対応したストレージソリューションが提供されることも合わせて発表された。日本電気からは「DPMとiStorageの連携による無停止バックアップソリューション」、日立製作所からは「Hitachi Storage Solutionsを利用したMicrosoft System Center Data Protection Manager 2010によるバックアップ/リカバリソリューション」、富士通からは「ETERNUSディスクアレイとMicrosoft System Center Data Protection Manager 2010による、Hyper-V CSVボリュームのバックアップ/リカバリソリューション」が、それぞれ提供される予定。
《冨岡晶》
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