日本オラクル、業務規約を自動変換して業務システムへ実装する「Oracle Policy Automation」発表 | RBB TODAY
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日本オラクル、業務規約を自動変換して業務システムへ実装する「Oracle Policy Automation」発表

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 日本オラクルは4日、業務規約を記述した日本語の文書から条件定義に自動的に変換して業務システムへの実装を自動化する新製品「Oracle Policy Automation(オラクル・ポリシー・オートメーション)」の提供を開始した。

 「Oracle Policy Automation」は、オラクル・コーポレーションが買収したビジネス・ルール管理ソフトウェア「Haley(ヘイリー)」を、大幅に機能拡充してオラクルの製品として提供開始するもの。特に日本語での規約の定義や事前検証などの部分において機能強化を実現した。自然言語で記述された法規制や規約の文章をルール定義体に変換し、業務システムへの実装を自動化する仕組みを提供する。

 規約の文章や表は「Microsoft Office Word」「Microsoft Office Excel」の日頃使い慣れているソフトウェアを利用して記述できるため、新しい規約文書だけでなく、過去の規約の文書もルール定義体に変換し業務システムで活用できる。たとえば金融商品取引法への対応の一環として、投資性の高い商品販売は「お客様にリスクを説明し承諾を得る」という条文を規約に追記する場合、コールセンターや店舗などさまざまなチャンネルで販売に携わる社員が、新規約に基づく対応を迅速かつ間違いなく実行する仕組みを効率的に実現できるという。

 ・従来の規約変更にともなう業務システムへの実装では、規約の内容を仕様としてまとめ、プログラム言語によって静的に実装しており、規約が変更されるたびに開発作業が発生するので、規約変更から実装までに多くの時間がかかっていた。また、販売やコールセン「Oracle Policy Automation」は、規約を管理する責任者自身が、規約の新規定義や変更を行うことができ、社内の規約を1か所に統合し、関連システムへ最新の規約を配信する仕組みが提供される。また「Oracle Policy Automation」の付加価値として、オラクルが提供しているCRMシステム(Oracle Siebel CRM)と連携機能も提供される。
《冨岡晶》
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