シマンテック、企業向け情報資産管理「NetBackup 7」/重複排除「Backup Exec 2010」を発表 | RBB TODAY

シマンテック、企業向け情報資産管理「NetBackup 7」/重複排除「Backup Exec 2010」を発表

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 シマンテックは1日、企業向けに、より効率性と信頼性の高い情報の保護・保存・リカバリを統一プラットフォーム上で実現する「NetBackup 7」を発表した。また同日、中堅/中小企業向けに、あらゆる場所での重複排除機能を提供する「Backup Exec 2010」を発表した。

 最新版の「NetBackup 7」は、企業の情報資産管理を簡素化するとともに、あらゆる場所(クライアント、メディアサーバ、サードパーティ製ハードウェアアプライアンス)での重複排除機能を統合することで、保管するデータ量とネットワークトラフィックを減らし、全体的なコストを削減する製品。リモートオフィス、データセンター、仮想環境におけるバックアップのスピードと効率を高め、ネットワークトラフィックを減らすことができるという。「NetBackup 7」ではHyper-VとVMwareのバックアップ標準化、重複排除とブロックレベルの増分バックアップ技術による仮想環境でのバックアップ高速化、効率的な個別ファイルリカバリ機能に対応する。仮想マシン保護機能により、仮想環境におけるデータのバックアップ/リカバリ速度を高めるとともに、新しいバックアップ・レプリケーションにより、高速かつコスト効率の高いディザスタリカバリを実現した。「NetBackup 7」を使うことで、単一のソリューションで物理サーバと仮想サーバの両方を保護し、重複排除によってストレージ量を減らすことが可能とのこと。

 「NetBackup 7」ではデータ保護環境の一元管理を支援し、バックアップ/リカバリのオペレーションについて単一のビューを提供するために、「OpsCenter」と呼ばれるレポート/管理コンソールが導入された。この新しいコンソールは、「NetBackup」「NetBackup PureDisk」「Backup Exec」「Enterprise Vault」など、シマンテックの主力製品についてのバックアップ情報、アーカイブ情報の表示とレポートを標準化するものとなる。また、OpsCenter Analyticsの分析機能を利用することで、サードパーティ製バックアップ製品についてもレポートを作成できる。日本では2010年2月1日より提供を開始、参考ライセンス価格は62万円より。

 一方「Backup Exec 2010」は、重複排除とアーカイビングのテクノロジーを完全に統合し、単一パスのバックアップからVMwareおよびHyper-V環境におけるMicrosoft Exchange、SQL、Active DirectoryのGranular Recovery(きめ細やかなリカバリ)を実行できる、初めてのバックアップ/リカバリソリューションとなる。Microsoft Windows 2008 R2、Hyper-V R2、Exchange 2010、Windows 7、VMware vSphere 4.0にあらたに対応した。

 「Backup Exec 2010」では、シマンテックのOpenStorage APIを通してサードパーティ製の重複排除アプライアンスとも統合できる他、クライアント/ソースおよびメディアサーバにおいて重複排除機能を統合した。重複排除で既存のストレージリソースの整理と再利用を行うことにより、バックアップストレージの費用を削減できる。「Backup Exec」の重複排除機能は、「重複排除オプションのインストール」「重複排除を行うストレージロケーションの指定」「そのロケーションにバックアップを実施」というシンプルな3段階プロセスで完了しポイント製品を追加する必要はないとのこと。また、「Backup Exec 2010」により、WANを通して1つのメディアサーバから別のメディアサーバに送るバックアップセットの重複排除を簡単に自動化でき、ディザスタリカバリの際に遠隔地のオフィスなど、大規模な分散環境を流れるデータを減らすことができる。ます。また、重複排除テクノロジーの統合によって、小規模なリモートオフィスでも、テープを使ったローカルバックアップから、集中管理された「Backup Exec」メディアサーバや「NetBackup PureDisk」環境をターゲットとするオフサイトのバックアップ方式に切り替えられるとのこと。

 「Backup Exec 2010」は、仮想化されたMicrosoftアプリケーションにおいて、シングルパスのバックアップからGranular Recoveryを行える初めてのバックアップおよびリカバリソフトウェアとなっている。この独自の技術は、VMware vSphere 4.0、VMware ESX、Microsoft Hyper-V R2といった仮想環境において、Microsoft Exchange、SQL、Active Directoryのリカバリを数十秒で行えるため、業務のダウンタイムを削減できるという。日本では2月15日より提供を開始、参考ライセンス価格はBackup Exec 2010(基本ライセンス)がサーバあたり146,500円。重複排除オプションがサーバあたり293,800円、ファイルシステムアーカイビングオプションがサーバあたり117,100円、Exchangeメールボックスアーカイビングオプションが10メールボックスあたり28,700円となる。

※ファイルシステムアーカイビングオプションの価格について、シマンテックの発表に誤りがあったとの連絡があり、価格を変更いたしました。
《冨岡晶》

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