【夏休み特別企画(前編)】夏は専門チャンネル+ビデオサービスでドラマ・映画三昧 | RBB TODAY
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【夏休み特別企画(前編)】夏は専門チャンネル+ビデオサービスでドラマ・映画三昧

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ひかりTV
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  • 「ひかりTV」のプラン
  • 視聴可能なハイビジョンチャンネル
  • 「LOST(ロスト)シーズン5」に合わせたキャンペーン
  • 「LOST(ロスト)シーズン5」に合わせたキャンペーン
  • 仮面ライダー 555のビデオサービスメニュー
  • TSUTAYAのレンタル料金表
  • GEOのレンタル料金表
 夏休みの開始に合わせるように、海外人気ドラマの新シーズンやアニメ番組の特集企画がスタートしている。これを機会に見逃したシーズンや関連作品を一挙に観てしまおうと考えている人も少なくないだろう。こうした作品を視聴するためにはスカパー!やケーブルテレビに加入する方法、ビデオレンタルサービスを利用する方法があるが、今回は話題の「ひかりTV」にスポットを当ててみた。

●ひかりTVとは?

 「ひかりTV」について、まだよく知らない読者のために概要からお伝えしよう。「ひかりTV」に加入するには、NTT東西の「フレッツ光」を契約している必要がある。それさえクリアしていればあとは簡単。ひかりTV契約後に送られてくる対応チューナーに「フレッツ光」の回線とテレビを接続すれば、サービスが受けられるようになる。なお、東芝の「REGZA」とシャープの「AQUOS」の一部モデルが「ひかりTV」チューナー機能に対応している(http://www.hikaritv.net/services/iptv_list.pdf)ので、これら該当のテレビであればチューナーは不要だ。残念ながら該当のテレビを利用していない場合には、レンタルチューナー(525円/月額)を接続することで視聴可能となる。

 「ひかりTV」は、テレビサービス/ビデオサービス/カラオケサービスを提供している。テレビサービスは最新の海外ドラマや映画、アニメ、エンタメ、スポーツ、ニュースなど合計70以上の専門チャンネル放送を提供するサービス。ビデオサービスは10,000本以上のラインナップを好きなときに視聴できるサービスだ。

 また、これに加えて、NTT東西の「フレッツ光 ネクスト」を契約していれば、追加料金なしで地上デジタル放送IP再送信サービスも利用できる。地デジ対応アンテナを設置しなくても、また、アナログテレビでも、地上デジタル放送の視聴がこれで可能になる。もちろん、このサービスを利用すれば、アナログ地上波が停止する2011年7月以降も、アナログテレビで地上デジタル放送の番組を観ることができる。現在は地上デジタル放送IP再送信サービスの提供エリアは限られていて、順次エリア拡大中だ。

 基本プランとしては、「お値うちプラン」(3,675円/月額)と「テレビおすすめプラン」(2,625円/月額)、「ビデオざんまいプラン」(2,625円/月額)の3プランが用意されている。「お値うちプラン」では、「基本サービス」で提供される基本放送8chと地上デジタル放送が視聴できるほか、46の専門チャンネル「ベーシックチャンネル」と、約5,000本のビデオ作品「ベーシック見放題」が、月額基本料金内で見放題で視聴できる。「テレビおすすめプラン」は、「ベーシックチャンネル」と「基本サービス」のみ、「ビデオざんまいプラン」は、「ベーシック見放題」と「基本サービス」のみに絞ったサービスだ。このほか、「お値うちプラン」と「テレビおすすめプラン」では、月額315円(税込)〜で1チャンネルずつ契約できる「プレミアムチャンネル」が22ch用意されている。また、都度課金で視聴できる「オプションビデオ」は、どのプランでも利用できる。なお、年内には「基本サービス」で、BS放送のIP再送信サービスを提供することも検討されている。

●テレビサービスはハイビジョンの対応もチェックすべし

 では、「ひかりTV」で観ることができる専門チャンネルの種類はどうか。どの専門チャンネルを視聴可能かは、多チャンネル放送を提供する事業者によって、あるいは事業者が用意する「パック」などによって異なってくる。観たいチャンネルが視聴できるかは、見逃せないポイントだ。そこで、「ひかりTV」のテレビサービスと、ケーブルテレビ大手J:COMを比較してみよう。J:COMのプランは多岐にわたるが、ここでは、月額4,389円と最も低価格のパック「J:COM TVデジタル コンパクト」を比較対象として取り上げる。まず目につくのは、音楽系の専門チャンネル。MTVやスペースシャワーTVといった有名どころの専門チャンネルは、いずれのサービスでも視聴できるが、「ひかりTV」ではVMC、MUSIC JAPAN TV、ECO MUSIC TVなどもラインナップされている。他方筆者は、エンターテインメント・ドラマ系のファミリー劇場、時代劇専門チャンネルを「ひかりTV」では観ることができない点が残念に思った。

 そのほか、「ひかりTV」の多チャンネル放送サービスで注目に値するのが、他の事業者のサービスにはない、ハイビジョン対応チャンネルのラインナップだ。ナショナル ジオグラフィック チャンネルHD、旅チャンネル HD、GAORA HD、FOX HD、Superdrama TV HD、LaLa HDなどが観られる。さらに編集部が入手した情報によれば、10月以降順次、さらにハイビジョン対応チャンネルが増えていく予定だ。現時点でハイビジョン対応チャンネルが豊富である点を考えると、「ひかりTV」の「お値うちプラン」や「テレビおすすめプラン」の料金設定は、他の事業者のそれに対して、なかなか挑戦的といえそうだ。

●企画もののVODは注目!LOST新シーズン開始とともに過去の全シーズン見放題も

 ビデオサービスについても見てみよう。おそらく「ひかりTV」に加入して、興味を持つのが、VODで提供しているビデオサービスである。VODとは、早い話が自分の観たい作品を、観たい時に、いつでも自宅のテレビから選んで観られるというサービスの提供形態だ。総本数10,000本以上というラインナップから、洋画/邦画/海外および国内ドラマ/アニメなど様々なビデオを、外出せずに今すぐ観られるという気軽さは、確かにありがたい。

 例えば、7月26日から最新のシーズン5がスタートした、あの人気海外ドラマの「LOST(ロスト)」。かく言う筆者も「LOST(ロスト)」シーズン1からどっぷりとハマったくちである。「ひかりTV」では、テレビサービスでシーズン5を観られるとともに、ビデオサービスでシーズン1から4までをVODで視聴できる。しかも「ひかりTV」ならではの「ベーシック見放題」で提供されるので、「お値うちプラン」(3,675円/月額)もしくは「ビデオざんまいプラン」(2,625円/月額)に加入していれば、月額基本料金内でシーズン1〜4を見放題で全部観られる。VODなので貸し出し中もなく、さらに料金を気にすることもないとなれば、「今日はシリーズを一気に見るぞ」といった楽しみ方もできるわけだ。さらに、「ひかりTV」では今夏、子供に人気のポケットモンスター、また韓流ドラマの大々的なVOD提供もキャンペーンで展開している。ほかに、お父さん世代も喜びそうな歴代仮面ライダーシリーズと、今やお茶の間に欠かせないイケメン俳優が主演する平成仮面ライダーシリーズを一挙に提供するなど、同様な企画も都度展開している。

 「ひかりTV」のVODに似たサービスとして、「アクトビラ ビデオ(TSUTAYA TV)」や「J:COMオンデマンド」といったサービスがある。せっかくなのでそれらとVODの視聴料金を比較してみよう。件の「LOST(ロスト)シーズン1」の1話分の視聴を例とすると、「アクトビラ ビデオ(TSUTAYA TV)」がハイビジョンのレンタルで315円(視聴可能時間48時間)、「J:COM オンデマンド」は期間限定ながら105円(視聴可能時間48時間)、「ひかりTV」はハイビジョンで210円(視聴可能時間72時間)となっている(※J:COMオンデマンドではまもなく終了)。また、最近では病院を舞台に医師たちの生活を描いたTVドラマも人気だが、ゴールデン・グローブ賞、エミー賞などに輝いたヒットドラマ「グレイズ・アナトミー」はどうだろうか?「アクトビラ ビデオ(TSUTAYA TV)」がハイビジョンのレンタルで315円(視聴可能時間48時間)、「J:COM オンデマンド」は期間限定で273円(視聴可能時間48時間)、「ひかりTV」は「ひかりTV」はハイビジョンで210円(視聴可能時間72時間)(※J:COMオンデマンドではまもなく終了)。両作品とも「ひかりTV」は見放題対象の作品となっており、前述したように「お値うちプラン」「ビデオざんまいプラン」に加入している場合には、1話ずつの視聴に料金はかからない)。いずれのサービスでも、VODの価格や視聴可能時間は、新作と旧作の違いなど、作品によって異なってくるため、これだけでの比較では一慨にどのサービスがいいとは判断できない。ただし、「ひかりTV」のビデオサービスは、同サービスならではの見放題という利点があるのが強みだ。

●まとめて視聴の5話パックも

 観たいシリーズ作品が「ベーシック見放題」の対象でなかった場合はどうだろうか?ちなみに筆者は仮面ライダーシリーズのなかでも「555」が好きなのだが、現時点では残念ながら「ひかりTV」でも提供はされているものの、「ベーシック見放題」の対象からは外れている。そこでTSUTAYAやGEOといったレンタルショップで普通に借りて観る場合と比べてみよう。

 TSUTAYAでは380円(2〜3話)/1週間、GEOの場合は280円(2〜3話)/1週間となる。「ひかりTV」では105円(1話)/1週間とGEOに比べると高いが、5話パックを選べば420円/1週間となってお得だ。参考までに、下記の両ビデオレンタルショップの料金表を掲載しておく(※ただし、地域や店舗によって、料金設定の違いは考えられる)。

 VODサービスとビデオレンタルでは作品のラインナップ数に違いがあり、単純に比較するわけにはいかない。現実的にはレンタルサービスとVODを使い分けるのが理想となるだろう。なお、「ひかりTV」のVODメニューの中には、NHKが提供している「NHKオンデマンド」サービスもある。PCでも利用可能なサービスではあるが、連続テレビ小説「おしん」や「ちゅらさん」、「NHKスペシャル」、「プロジェクトX 挑戦者たち」、「その時歴史が動いた」などの過去の映像から、10日前までの見逃したニュース番組まで、魅力的なコンテンツが、好きな時に気軽に観られるというのはかなりうれしい。

 最後に、ユニークなカラオケサービスも紹介しておこう。15,000曲以上の曲を提供中で、チューナーに別途購入のマイクをつないで、テレビでカラオケが楽しめるというサービスだ。お手本ボーカルが入ったカラオケ曲もあり、「ひかりTV」のウェブサイトで提供中の曲名リスト(歌本)もダウンロードできるので、興味のある方は覗いてみるといいだろう。

 なお、「ひかりTV」では現在、今年9月までに新規加入すると月額利用料金が最大2ヶ月無料になるキャンぺーンを実施中。本記事で興味がわいたら、加入を検討してみるちょうどいい機会ではある。
《RBB TODAY》
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