アイ・オー、テレビで動画ストリーミングサービスを楽しめるネットワークメディアプレーヤーを発表——DTCP-IP対応新製品発表会 | RBB TODAY

アイ・オー、テレビで動画ストリーミングサービスを楽しめるネットワークメディアプレーヤーを発表——DTCP-IP対応新製品発表会

 アイ・オー・データ機器は17日、都内で行われた製品発表会で、動画ストリーミングサービスに対応したネットワークメディアプレーヤー「AVeL Link Player」(型番:AV-LS500VX)やNASなどのDTCP-IP対応製品を発表した。

IT・デジタル テレビ
AV-LS500VX
  • AV-LS500VX
  • 背面インターフェース
  • 同社執行役員開発本部長 平野義久氏
  • 同社がめざすリビングソリューション
  • 同社開発本部エンターテインメント開発部部長 豊田勝之氏
  • デモンストレーションの様子
  • 同社代表取締役社長 細野昭雄氏
 アイ・オー・データ機器は17日、都内で行われた製品発表会で、動画ストリーミングサービスに対応したネットワークメディアプレーヤー「AVeL Link Player」(型番:AV-LS500VX)やNASなどのDTCP-IP対応製品を発表した。

 事業戦略として同社は、昨年にPC用地デジキャプチャーやアナログテレビ向けの地デジチューナー製品などの開発・販売を始め、それを今後どう展開していくかという課題を試行錯誤してきた。そして今回、家庭ではNASなどのストレージとネットワークを使い、場所を問わず豊富なコンテンツを家族で共有するという形での展開を提示。同社執行役員開発本部長の平野義久氏は「これはPCの拡張を目指してきたPC周辺機器メーカーである我々の願いであり、閉じたところから広げていくのが我々の役目だと思っている」という意気込みをみせた。

 AV-LS500VXは、テレビに接続してさまざまな映像コンテンツを楽しめるネットワークメディアプレーヤー。大きな特徴として、インターネットの動画ストリーミングサイト「アクトビラ」や「DMM.TV」に対応し接続したテレビで視聴可能、外部ストレージに録りためた地デジ番組などのセキュアデータをネットワーク経由で楽しめるDTCP-IPに対応、「レグザリンク」などのHDMIリンク対応の3点がある。また、アクトビラコンテンツを快適に楽しめる高速ブラウザ「Tourbillon2」を国内で初めて搭載。マイクロソフトの著作権保護技術「WM-DRM10」にも対応する。

 インターフェースはLANポート/USB2.0×2/HDMI/コンポジット/光デジタル出力/ステレオ音声出力。本体サイズは幅170×高さ29×奥行き148mm、重さは約640g。付属品はリモコンなど。4月上旬発売で、価格は31,700円。

 なお、同製品は2003年11月に発売された第1世代モデルから数えて4世代目となるが、第3世代目まではPCに接続して使う製品だったため、初心者には敷居が高く販売面で苦労したという。製品紹介を行った同社開発本部エンターテインメント開発部部長の豊田勝之氏は「従来のPCユーザーだけでなく一般ユーザーにも使ってもらえるようなサービスを拡充していきたい」と語った。

 その後、家庭内ネットワークを想定したAV-LS500VXのデモンストレーションを実施。まず最初はDTCP-IPのデモとして、寝室のテレビにつながったNASに録りためた地デジ番組をリビングのテレビでストリーミング再生。ネットワークの環境に依存する部分はあるが、このデモではほとんどストレスなく録画番組を再生した。次に行ったのは「DMM.TV」のストリーミング再生。電源ONからメニュー表示までに約20秒、そこからDMM.TVのページを開くまでに約15秒を要した。こちらもネットワーク環境に依存するためかかる時間にはある程度の幅があると思うが、今回の時間ならPCをゼロから立ち上げることを考えると許容範囲と言えるだろう。

 また同社代表取締役社長の細野昭雄氏は、AV-LS500VXの販売ルート拡大の1例として、ケーブルテレビ会社との連携をあげるとともにwebコンテンツをチャンネル化することで相互的にビジネスにつなげたいという方向性をあげた。動画ストリーミングサービスに対しても「アクトビラ」「DMM.TV」につづくサービスの追加対応を考えており、NTTの光TVやYoutubeなどに興味を示した。そして、販売場所としてはテレビ売り場を想定。ブラウン管テレビユーザー以外に、「2、3年前に数十万円出してフラットテレビを購入したが、アクトビラが満足に動かず悔しい思いをしているユーザーが意外に大きな購入者になるはず」という見解を示し、隠れユーザーの購入に期待を見せた。

 そのほかの新製品として、DTCP-IP対応ハイビジョンレコーディングHDDで容量1TBの「HVI1-G1.0T」、容量500GBの「HVI1-G500」、D4入力端子搭載のアナログビデオキャプチャボード「GV-D4VR」も発表。価格はHVI1-G1.0Tが 29,500円、HVI1-G500が21,000円で、ともに4月下旬発売。GV-D4VRは3月下旬発売で、価格は31,700円。
《近藤》

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