スマホやPCで番組を遠隔視聴できるTVチューナー……アイ・オー・データ | RBB TODAY

スマホやPCで番組を遠隔視聴できるTVチューナー……アイ・オー・データ

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下がTVチューナー「HVTR-BCTX3」。写真のように、同社の外付けHDDとピッタリサイズがそろえられている
  • 下がTVチューナー「HVTR-BCTX3」。写真のように、同社の外付けHDDとピッタリサイズがそろえられている
  • 記者発表会では金沢に設置のチューナーで受信した番組が遠隔再生されていた
  • 事前に行われた記者発表会。製品は同社内では「ネットワークテレビチューナー」という位置づけ
 アイ・オー・データ機器は19日、同社の新型TVチューナーとなる「HVTR-BCTX3」を発表した。発売は8月末日を予定しており、想定発売価格は3万円前後。

■多彩な端末でテレビ視聴が可能に

 「HVTR-BCTX3」は地上、BS、110度CSと3波のデジタル放送に対応。HDMI接続したテレビやディスプレーで番組を視聴できる。さらに、屋内LANからルーターを、さらにインターネットを経由することで、外出先などからの番組の遠隔視聴にも対応した。

 遠隔視聴は同社の専用アプリ「テレプレ」で行うことになる。これは全部で3種類のOSに対応しており、iOSでは7.0.4以降、Androidでは4.1以降、Windowsでは8.1以降の環境で利用が可能。Windows 10についても、製品の発売までに対応を予定しているとのことだ。また、複数台の端末での同時視聴も可能で、放送中の番組については宅内2台と宅外1台まで、録画番組については宅内3台と宅外1台まで対応している。

 なお、アイ・オー・データ機器の事業戦略本部企画開発部企画1課主事の北川典明氏によると、一般的な家庭の無線LAN環境であれば、ほぼオリジナルの画質で番組を視聴できるとのことだ。

「動画の処理はチューナー側で行うので、スマホやパソコン側には負荷をかけない仕様となっています。ただ、LTE回線などでは通信速度がデータ転送に追いつかなくなる場合もあるので、画質を自動でコントロールする仕組みも用意しました」(北川氏)

 なお、事前に行われた記者発表会の会場では、アイ・オー・データ機器の本社がある金沢に設置したチューナーで受信した番組を遠隔視聴していたが、画質の劣化やブロックノイズなどは特に確認されなかった。

■直接NAS録画、保存番組の遠隔視聴も可能

 さらに、「HVTR-BCTX3」では、USBポートに接続したHDDに加え、同一ネットワーク上にあるDLNA対応のNASへの直接録画にも対応している。USBハブを利用することで最大8台までのHDDを認識でき、地上・BS・110度CSの3番組同時録画が可能。キーワードやジャンルで自動録画を行う「おまかせ録画」、映像の切り替わりを検知して自動でチャプターを作成する「おまかせチャプター」などの機能も用意している。

 その他、番組の録画ではDRからAEまで、全6段階の画質での保存に対応。リモコンが付属しており、録画の予約などは番組表画面から操作できる。なお、録画した番組はダビング10の仕様に基づいて、スマホやパソコンなどにコピーすることが可能。DLNA対応のNASに保存した番組の遠隔視聴にも対応した。

「これまで、DLNA対応のNASは製品としてありましたが、コンテンツをどこから調達するかという問題がありました。HVTR-BCTX3ではDLNAやDTCP-IPにのっとった仕様で番組をNASに録画するので、DLNA対応のネットワークプレイヤーアプリであれば、録画したコンテンツを視聴できるかもしれません」(北川氏)

 同社やデジオンなどが参加するDLPA(デジタルライフ推進協会)では、現在録画規格などの策定を行っている。将来的には規格を共有することで、さまざまな機器がDLNA対応NASに保存した番組を視聴できるような環境整備を進めていきたいという。
《丸田》

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