EMC ジャパン、総合病院のレントゲン撮影の完全フィルムレス化に向けインフラ構築〜クラウド化も視野に | RBB TODAY
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EMC ジャパン、総合病院のレントゲン撮影の完全フィルムレス化に向けインフラ構築〜クラウド化も視野に

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 EMCジャパンと静岡県立総合病院は10日、放射線画像システムの放射線画像完全フィルムレス化に向けて、EMCのストレージ・ソリューションを基盤に情報インフラを構築したことを発表した。
  •  EMCジャパンと静岡県立総合病院は10日、放射線画像システムの放射線画像完全フィルムレス化に向けて、EMCのストレージ・ソリューションを基盤に情報インフラを構築したことを発表した。
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 EMCジャパンと静岡県立総合病院は10日、放射線画像システムの放射線画像完全フィルムレス化に向けて、EMCのストレージ・ソリューションを基盤に院内のストレージを統合する情報インフラを構築したと発表した。

 静岡県立総合病院は、2009年4月から独立行政法人化され、「県立こころの医療センター」「県立こども病院」とともに、「地方独立行政法人 静岡県立病院機構」による運営に移行予定で、今回の情報インフラ統合は、3病院のIT基盤統合化も見据えた取り組みとなる。今回構築されたシステムは、今後3病院間で共有利用できるようにするだけでなく、地域医療支援の体制強化を目的に、医療保険福祉サービス分野向けの公開鍵認証基盤(HPKI: HealthCare PKI)を利用して、インターネット経由で閲覧可能なクラウド・コンピューティング・サービスへと発展させていく予定だ。

 静岡県立総合病院は、2006年に最新の画像診断装置や放射線治療機器を導入したが、病院内外から寄せられる治療・検査依頼が年間約1,500件にも達しており、特に近年は、当初の予想を上回る勢いで画像システムのデータ量が増加し、従来のシステムでは容量的に対応できないレベルに達しつつあった。静岡県立総合病院の扱う放射線画像の容量は20TB以上に達しており、一方で30台以上のサーバが、それぞれ独立した形で乱立しており、院内のストレージ・システムが共有化されていなかったため、ストレージ容量の無駄も生じていた。

 そこで2007年6月、SAN(ストレージ・エリア・ネットワーク)導入を前提に、システムの見直しに着手。公開調達仕様に基づく競争入札を経て、2008年6月、EMCの中堅中小向けストレージ「EMC CLARiX CX3-40」、ならびにSAN環境でのリソース管理タスクを合理化・自動化するストレージ管理ソフトウェア「EMC ControlCenter」の導入を決定したとのこと。「CLARiX CX3」を導入し、SANを構築したことで、各サーバが必要なサービス・レベルに合わせたI/O性能やRAID構成、容量などを配分できるようになり、院内の全システムを横断的にカバーできる統一化された情報インフラが構築されたという。今後は県立3病院のネットワークを連携させ、その環境を利用するアプリケーションやメール・システムを順次導入していく予定だ。
《冨岡晶》
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