具体的な製品としては、vRASエンジンを利用した「Virtual Group Computing System(バーチャルグループコンピューティングシステム)」とPC統合セキュリティシステム「PC運用上手SS」を、企業向けPCの一部機種に搭載し、来年1月以降発売する予定だ。「Virtual Group Computing System」は、「vRAS」を採用して、オフィス内に点在するクライアントPCのシステム環境とデータ保存領域を仮想的に集約することで、サーバ機なしで管理可能とする製品。OSやアプリケーションなどのPCのシステム環境を仮想化し、部門や職種などのワークグループ単位で一元管理、共有利用が可能となる。さらに情報漏洩を防止するために、管理下のすべてのPCのユーザデータ保存領域を、仮想的に一元化・集中制御する「My Docマネージャー」機能を搭載する。