松下、Let's noteの2008年冬モデルの新製品発表会を開催 | RBB TODAY

松下、Let's noteの2008年冬モデルの新製品発表会を開催

 松下電器産業は25日、都内の同社施設「パナソニックセンター東京」の「有明スタジオ」で、モバイルノートPC「Let's note(レッツノート)」の冬モデル新製品発表会を開催。「Y/W/T/R」の4シリーズのスペックアップモデルに加え、新たに「F」シリーズをラインアップした。

IT・デジタル ノートPC
CF-F8EWJJJR
  • CF-F8EWJJJR
  • 松下電器産業 パナソニックAVCネットワークス ITプロダクツ事業部 事業部長の高木俊幸氏
  • 発表会時の資料映像「商品コンセプト」
  • 発表会時の資料映像「新シリーズの投入」
  • 松下電器産業 パナソニックAVCネットワークス ITプロダクツ事業部 テクノロジーセンターの谷口尚史氏
  • 発表会時の資料映像「CF-F8の特徴」
  • 発表会時の資料映像「CF-F8の特徴」
  • ハンドル収納時
 松下電器産業は25日、都内の同社施設「パナソニックセンター東京」の「有明スタジオ」で、モバイルノートPC「Let's note(レッツノート)」の冬モデル新製品発表会を開催。「Y/W/T/R」の4シリーズのスペックアップモデルに加え、新たに「F」シリーズをラインアップした。10月17日より順次販売する。価格はオープン。

 同社 パナソニックAVCネットワークス ITプロダクツ事業部 事業部長の高木俊幸氏は、同発表会の冒頭でPC市場におけるノートPCの広がりや将来性に言及。軽量、長時間(駆動)、頑丈、野外視認性、ワイヤレス、放熱、セキュリティの各面で同社に差別化技術があると述べ、これにユーザーからの声(ニーズ)を反映させる形で、「真のモバイルPCを追求していく」と強調した。その主力の1つがLet's noteシリーズとなる。

 既存の4シリーズではそれぞれ「CF-Y8/同W8/同T8/同R8」を新モデルとして市場投入する。スペックアップの大きなポイントとしては、14.1型液晶モデルで光学ドライブ搭載のY8は、HDDの容量を120GBから160GBへアップ。そのほか、12.1型液晶モデルで光学ドライブ搭載のW8、12.1型液晶モデルで光学ドライブ非搭載のT8、10.4型液晶モデルで光学ドライブ非搭載のR8はインテルの最新プラットフォーム、Centrino 2 プロセッサー・テクノロジーを採用している。

 そして今回、特に注目を集めるのは新ラインアップの「CF-F8」。高木氏は、「軽量、長時間(駆動)、タフ、高性能、大画面をモバイル化させました。さらにハンドルを搭載することで持ち運びやすさも実現しています」と意気込む。それを具体的に解説したのは同事業部テクノロジーセンターの谷口尚史氏だ。

 「ノートPCに求められる機能は、ディスプレイの解像度、CPUやHDD、メモリの容量、堅牢性(壊れにくさ)、軽量さ、長時間のバッテリー駆動が挙げられます。つまり、持ち運びやすさの可搬性の向上、パフォーマンスの向上、大画面液晶の採用という3つが求められています」と谷口氏は指摘。続けて新製品F8を次のように特徴づけた。

 まず1つ目は、14.1型の大画面ディスプレイに、Let's noteシリーズとして初のワイド液晶を搭載したこと。2つ目は、本体一体型のハンドルの搭載。同社製のフィールドモバイルPC「TOUGHBOOK(タフブック)」と同等の強度を確保しつつ、軽量スマートでスタイリッシュなハンドルを採用している点。強度と軽量を両立することで可搬性の向上を図っている。

 そして3つ目はパフォーマンスの向上。CPUにインテル最新のCore 2 Duo SP9300(2.26GHz)、チップセットはモバイル インテル GS45 Expressを搭載。ワイヤレス機能では、インテルのWiFi Link 5100(IEEE802.11a/b/g準拠、IEEE802.11nドラフト2.0準拠)を採用する。「従来の12.1型モデルと比べ、総合ベンチマークテスト(PCMarks)では、CPU性能では約2倍、グラフィックス性能は約1.8倍の大幅な強化を実現しています」と谷口氏は話す。

 ほかにも、1,630gという重さが、光学ドライブを内蔵する14.1V型ワイド液晶搭載のノートPCとして世界最軽量という。また、インテル社と共同開発した「ダイナミック・パワー・パフォーマンス・マネジメントテクノロジー(DPPM)」や、高容量バッテリ、Windows Vista Business SP1正規版の電源管理の機能強化により、標準電圧のCPUを搭載していながらも駆動時間は約9時間に及ぶ。

 堅牢性という点では、軽さと強度を両立したマグネシウム素材をボディに採用。さらに、液晶を守る「抱え込み構造」や天板の耐圧迫強度を高める「ボンネット構造」などにより、同社で独自に実施した76cm動作落下試験や100kgf加圧振動試験をクリアしたという。

 同発表会では、インテルの代表取締役共同社長・吉田和正氏も出席。パナソニックAVCネットワークス 高木部長と握手を交わすと、「今回の新製品は、モバイルコンピューティングの進化という意味では非常に重要」だと語り、Let's noteシリーズ新製品への期待を寄せた。

 なお、CF-F8のおもな仕様と予想実売価格は以下のとおり。

●CF-F8EWJJJR
・OS:Windows Vista Business SP1
・CPU:Core 2 Duo SP9300(2.26GHz)
・チップセット:GS45 Express
・メモリ:標準2GB(拡張メモリスロットに1GBメモリを増設済み/空スロット0)
・HDD:160GB
・光学ドライブ:DVDスーパーマルチ
・ディスプレイ:14.1V型ワイド液晶
・解像度:1,440×900ピクセル(WXGA+)
・無線LAN:IEEE802.11a/b/g/nドラフト2.0準拠
・LAN:1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T
・インターフェース:USB×3/モデム(RJ-11)/LAN(RJ-45)/VGA/ミニD-sub15ピンなど
・カードスロット:PCカードTYPE II(CardBus対応)/SDメモリーカード
・バッテリ:リチウムイオン充電池
・バッテリ駆動時間:約9時間
・バッテリ充電時間:約5時間(電源OFF時)
・本体サイズ:幅326×高さ25.5×奥行き251mm
・重さ:1.63kg
・予想実売価格:280,000円前後
《近藤》

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