フリースケール、イーサネット・マイコン基板を発表〜3cm×9cmの小型基板を雑誌「Interface」9月号付録に | RBB TODAY
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フリースケール、イーサネット・マイコン基板を発表〜3cm×9cmの小型基板を雑誌「Interface」9月号付録に

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イーサネット・マイコン基板
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 フリースケール・セミコンダクタ・ジャパンは25日、ネットワークに容易に接続できるイーサネット・マイコン基板を発表した。

 イーサネット・コントローラ内蔵の高集積32ビット・マイクロコントローラColdFire「MCF52233」と1.5G/6Gの加速度を選択して検出可能な3軸加速度センサ「MMA7360L」を搭載した、3cm×9cmの小型基板となっている。MCF52233は、最高57 Dhrystone 2.1 MIPS @ 60 MHzのColdFireV2コアで、32KバイトのSRAMおよび256KバイトのFlashメモリを搭載。
10/100 Ethernet MAC(PHY内蔵)に対応する。ColdFire「MCF52233」の内蔵Flashメモリに、あらかじめネットワークおよびウェブサーバ機能のソフトウェア、インタプリタ型プログラミング環境が実装されており、組込み機器の入門者でも、複雑な設定を必要とせずただちにネットワークへの接続が可能となっている。また、センサの搭載により簡単にセンサを応用したネットワーク・アプリケーションの作成を行うこともでき、ウェブサーバの構築やメールの送受信がこの基板1つで可能となっている。

 開発環境としては、サイレントシステム社のSilent-C、μITRON準拠のオープンソースOS、フリースケール・セミコンダクタのCodeWarrior Development Studio for ColdFire Architecutre V7.0の3種類が用意されている。基板にパルス・トランス内蔵RJ45モジュラ・ジャックと電源用DCジャックを取り付ければネットワークに接続してプログラミングを開始することができる。

 なお、この基板は雑誌「Interface」(CQ出版社)9月号に付属し、書店およびCQ出版社より購入可能となる。
《冨岡晶》
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