NEC、アラスカ州の光海底ケーブルシステムを受注〜総延長600キロメートル、受注金額約12億円
ブロードバンド
その他
NECが2004年に納入したアラスカ州スウォード−オレゴン州ワレントン間の総延長2,500キロメートルの光海底ケーブルシステム「AUFS-WEST」の分岐装置から、アラスカ州ケチカンまでのケーブル延長となる。ケーブルシステムは来年9月に引き渡し予定とのこと。
GCIでは、アラスカ南東地域における通信インフラ整備を積極的に行っていく予定であり、このケーブル敷設もその一環となる。同地域には約5万人の住人が生活しており、今後インフラ整備が実施されることにより、無線や衛星による通信手段が光通信に変わると見られている。
なおNECは、過去30年以上にわたり太平洋・アジア地域を中心に世界中の主要海底ケーブルシステムの敷設に携わっており、ケーブル総長55,000キロメートル以上、敷設した中継器ユニット総数3,200台以上、海底端局総数1,800台以上の実績を有しているほか、米国内用海底ケーブルで唯一の海外サプライヤとして認められている。