エプソン、6,400dpi対応のA4フラットベッドスキャナ2製品 | RBB TODAY
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エプソン、6,400dpi対応のA4フラットベッドスキャナ2製品

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GT-X970
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 セイコーエプソンは28日、同社の「カラリオ・スキャナ」シリーズの新ラインアップとして、光学解像度6,400dpiのA4フラットベッドスキャナ「GT-X970」および「GT-X770」の2製品を発表した。いずれも価格はオープンで、予想実売価格はGT-X970が55,000円前後で、GT-X770は30,000円前後。9月6日発売。

 GT-X970は2006年3月に発表された同社製スキャナ「GT-X900」の後継機で、最大光学解像度6,400dpiに対応したフラッグシップモデル。フィルムホルダ使用時に最大光学解像度6,400dpiとなる「EX Resolution Lens6400」と、反射原稿やフィルムエリアガイド使用時に最大光学解像度4,800dpiとなる「STANDARD Resolution Lens4800」の2つのレンズを搭載し、焦点距離の異なる2つのレンズを原稿の種類に応じて自動的に切り替える「Dual Lens System(デュアルレンズシステム)」を従来機より継承する。従来機からの改良点として、CCDのカバーガラスにAR(Anti Reflection)コートを採用することで、ガラスの表裏面で光の反射を防ぎゴースト発生の抑制を図ったほか、光の反射率を高めた高反射ミラーを採用することで、読み取り効率を向上させている。

 CCDには、RGBそれぞれの分光感度分布の重なりを減少させることで高精度な色分解を実現するという独自のCCD技術「α-Hyper CCDII」を採用。フィルムスキャンは、35mmストリップ/35mmマウント/ブローニ/4×5フィルムのほか、8×10フィルムがセットできる。また、フィルムに付着したゴミ・キズの除去だけでなく、紙焼き写真のキズや折れ目、裂け目も自動検出して補完・修正・修復する「DIGITAL ICE」を搭載する。

 そのほかの仕様として、対応OSはWindows Vista/XP/2000、Mac OS X 10.2.8以上で、USB1.1接続時は、Windows ME/98にも対応。インターフェースはIEEE1394×1/USB2.0×1。本体サイズは幅308×高さ152.5×奥行き503mmで、重さは6.6kg。

 GT-X770は2005年6月に発売された「GT-X750」の後継機で、GT-X970同様、最大光学解像度6,400dpiに対応したモデル。CCDはRGB各色4ラインを備える12ラインカラーのα-Hyper CCD IIを採用し、ノイズ低減と高速化を図っている。フィルムスキャンは、35mmストリップ/35mmマウント/ブローニに対応。また、従来機からの改良点として、光源に白色LEDを採用することで、本体電源をオンにしてからスキャニングに必要な光量を確保するまでのウォームアップ時間を1秒以内とした。

 そのほかの仕様として、対応OSはWindows Vista/XP/2000、Mac OS X 10.2.8以上で、USB1.1接続時は、Windows ME/98にも対応。インターフェースはUSB2.0/1.1×1。本体サイズは幅272×高さ113×奥行き475mmで、重さは4kg。
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