米国Integrated Device Technology社(IDT)は3日、第3世代(3G)以降の基地局に求められる相互接続性やデータ処理の加速化に対応するソリューションとして、第2世代のプリ・プロセシング・スイッチ「PPS Gen2」を発表した。 PPS Gen2は、標準規格である「Serial RapidIO」(sRIO)の相互接続を活用し、ポート数の低減と機能の充実を実現させたもので、ミクロ基地局やピコ基地局で一般的に採用される比較的小型のデジタル・シグナル・プロセッサ(DSP)クラスタをサポートするのに最適化されているという。 同社ではこれにより、マクロ/ミクロ/ピコ基地局のアプリケーション間通信に必要な拡張性と柔軟性を提供することで、ハードウエアやソフトウエアの再利用が可能になるため、モジュール式で低コストかつ拡張性・柔軟性の高いこれら基地局を採用できるようになるとしている。
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