フジテレビ、ネット回線で生中継する伝送システム「VideoCast」を導入 | RBB TODAY
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フジテレビ、ネット回線で生中継する伝送システム「VideoCast」を導入

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 フジテレビジョン(フジテレビ)は26日、インターネット回線を使って生中継ができる伝送システム「VideoCast(ビデオキャスト)」を導入、10月から始まった情報系新番組「知的冒険・ハッケン!!」で運用を開始したと発表した。

 同システムでは、中継現場で使うインターネット回線のアドレス情報などを、本社に設置した管理サーバーが自動的に監視制御する。そのため、通常なら機器の設定がむずかしく、伝送が困難な場所からでも簡単に生中継を行える。

 実用実験ではADSLや光ファイバーのほか、携帯電話、公衆無線LAN、IP衛星伝送、WiMAXなどの各種回線でも伝送確認を行った。また通常は生中継がむずかしいアジアや欧州からの伝送テストも行い、実用が可能なことを実証している。

 今後はこのシステムを簡易生中継や、通常の中継車では困難な場所などで活用し、報道や情報番組等で臨場感のある生中継に役立てる。また同システムは双方向のリアルタイム伝送も可能なため、テレビの生中継用だけでなく教育や医療、防災などさまざまな分野にも活用できるという。
《松岡美樹》
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