発売前の新製品「IXY DIGITAL L<sup>2</sup>」も出品されており、試写や操作することも可能だ。IXY DIGITAL L<sup>2</sup>は、2003年10月に発売した「IXY DIGITAL L」の後継モデルで、500万画素1/2.5型CCDと単焦点レンズを装備する。AF測距点は5点から9点に増加。カラーバリエーションは、プラチナシルバー、スターガーネット、ミッドナイトブルー、フランネルグレーの4色を用意。
IXY DIGITAL 50/40は、コンパクトデジタルカメラとして初めて画像処理エンジン「DIGIC II」を採用した。IXY DIGITAL 50は400万画素1/2.5型CCDを、同40は320万画素1/2.5型CCDを搭載する。光学ズームレンズは3倍で、沈胴時には直径16.25mm(1ユーロセントサイズ)内に収納できる。液晶ディスプレイは2.0型。VGAで毎秒30フレームの動画撮影に加え、QVGAで毎秒60フレームの動画撮影も可能だ。
IXY DIGITAL 50の内部もモジュールごとにバラバラにして公開されている。なお、レンズのハーフカット部分は撮影禁止。
さらに、IXY DIGITAL 50が小型化できた理由も紹介されている。従来のDIGICでは5つのチップで構成されていた機能を、DIGIC IIは1チップに集積したためと解説している。
《高柳政弘》